本命は昨年のこのレースの覇者ブラボーデイジー。福島コースでは[2,1,0,0]という好成績を残しており、この芝1800mコースは[1,1,0,0]とベストなコースである。前走は昨年も今年も中山牝馬Ｓであるが昨年の中山牝馬Ｓは0.4秒差の６着、今年は0.3秒差の６着と大差が無いように見える。だが、昨年の中山牝馬Ｓでは斤量51kgというハンデなのに対して今年は56kg。斤量が重くなっても昨年と変わらない（むしろタイム差が縮まっている）成績を残しているのだから昨年よりも上積みがあると思ってよい。昨年は生野騎手が騎乗だったが、今年は地味ながら騎乗技術のよい北村友騎手に鞍上強化である。馬場の内側が荒れた福島最終週の芝正面スタートのレースで大外枠を引いたというのも好材料だ。

　相手はハンデ戦並に荒れるレースなので馬単総流しとする。単勝を買った方が馬単オッズを平準化したよりも配当が若干高いと予想されるが、荒れるレースだし人気薄の馬に一発がありそうなタイプの馬が多いので馬単総流しで勝負しよう。