混戦かつハンデ戦で実力も拮抗しているので難解なレースだが、コース適性を重視してキョウエイストームを本命とする。中山コースでは[4,3,2,0]と馬券圏内を外しておらず、特にこのレースが行われる芝1600mは[2,2,0,0]と必ず連に絡んでいる。オープン入りしてからは着外ばかりであるが、前走の関屋記念は着順こそ７着であるものの上位が混戦で勝馬とは0.4秒差しか付けられていない。徐々に力を付けてきている証拠だろう。得意なコースに出てきた今回は狙い目である。

　相手は混戦でどの馬にもチャンスがあるだろうから手広く流す。ハンデＧIIIであるにもかかわらず斤量が54〜56.5kgという狭い範囲に収まっていることがそれを物語っている。近走成績が全く冴えず年齢的にも上積みは見込めないピサノパテックとオープン実績もなく休養明けで今回は見送りたいダイワマックワン以外のすべての馬に流そう。