荒れるハンデ戦だけに穴っぽいところから狙ってみよう。このレースは別に軽ハンデの馬ばかり活躍する傾向にあるわけではないのだが、それでも荒れることが多く人気薄の馬が活躍している。ここは穴狙いに徹した方がいいだろう。

　本命はネイキッド。前走は９着に敗退したが、その前はここよりもレベルの高いメンバーが揃った平安Ｓで３着。昨年のエルムＳでも10番人気ながら２着に好走するなど、実力はある馬である。成績にムラのある馬だけに人気が無い時に好走することが多く、こういう混戦模様で人気にならずに出走してくるレースでは狙いごろである。特にハンデ戦の場合は、前哨戦で惨敗した実力馬はハンデ戦で勝負してくることも多い。ハンデ戦が本線だがハンデを少しでも軽くするために前哨戦では凡走し、ハンデ戦に狙いを定めて来ることが多いからである。そういう馬は万全の仕上がりで勝負にきている可能性が高く、結果的にハンデが重かろうが軽かろうが狙いである。前に行きたい馬が揃ったメンバー構成で中団に控えられるのも強みだ。

　どの馬にも好走のチャンスがある大混戦なので、相手を絞ることをせず総流しとしよう。人気の無い馬が相手に来てくれるとうれしいな。