抜けた馬がおらず混戦模様だが本命はアンカツ騎乗のエーシンホワイティ。アンカツは過去10年で４回出走して４連対。すべて２着ではあるものの、このレースとの相性はいい様だ。今年の１番人気と思われるピサノユリシーズの前走にも騎乗していたが、アンカツが選んだのはエーシンホワイティの方だ。エーシンホワイティの方がアンカツがわざわざ選んだ馬にもかかわらず人気になっていないのは配当的に妙味がある。1200mでの活躍が目立つ馬であるが、母系が戦前から続く在来牝系なのでスタミナもある程度はあると思って良い。サクラバクシンオー産駒であるが1200m専用馬ということもなく、牝系に宿るスタミナと母父サンデーサイレンスの勝負根性が組み合わされるので1600mでも対応できるだろう。

　このレースの１番人気ピサノユリシーズは馬券に絡んでもおかしくない馬だとは思うが、１番人気に支持されるほどの馬かと思う。突出したメンバーがいないとはいえ、１番人気とは人気が被りすぎていて配当的妙味がない。期待値は低いと言えよう。というわけで馬券対象からは消すこととする。

　連の相手は２頭出し宮厩舎の中から岩田騎手を起用してきたマイネアロマ、２連勝中で底を見せていないレト、朝日杯４着の実績を誇るガルボ、大崩れしないタイプであり前走圧勝のメイショウカンパク、重賞連対馬であり叩き３戦目で上積みが見込めるキョウエイアシュラを押さえておこう。先にもカイタノだがピサノユリシーズは外す。