１番人気が６歳以下だったら連対率１０割。過去の傾向を見ると高齢馬は不振だが、ハンデ戦にもかかわらず比較的堅めに決まるレースであり１番人気の信頼度も高い。今年は人気が割れているが、５歳馬キングスエンブレムが１番人気となりそうだ。サカラート、ヴァーミリアンの下であるので準オープンを勝ったばかりでも人気だということも考えられるが、大舞台に強い血統なので重賞もこなせるだろう。父のウォーエンブレムも産駒の頭数こそ少ないもののコンスタントに活躍する馬を出している種牡馬である。ダートの重賞で偉大な兄たちに続くように、まずはここをステップにして欲しいものである。

　相手も人気どころを中心に狙っていく。前走オープン勝ちのクリーンを始めとしてマイネルアワグラス、グリッターウイング、ラヴェリータといったところを押さえる。人気どころではワンダースピードは年齢と休養明けというところがネックであるがハンデが58.5kgと見込まれ過ぎ、モンテクリスエスは仁川Ｓは勝っているものの本質的には芝の馬とみたので消すこととする。