ハンデ戦であり荒れる傾向にあるのだが、意外と57kgの斤量を背負った馬が来ている。57kgを背負わされるということはそれだけ実力があるとハンデキャッパーから認められたということなので強い馬なのだが、その中でも６歳馬が過去10年で[3,0,0,0]と確実に勝っている。ちなみに57kgの馬全体では[4,0,0,8]なのでその馬が６歳馬だったら買い、それ以外は消しでいいだろう。

　その「斤量57kgの６歳馬」に当てはまるのがバトルバニヤン。前走の福島テレビ杯を勝つなど福島コースとは相性が良い。しかも鞍上も福島が得意な中舘騎手である。さらに、池江厩舎が２頭出しをしてきており、ここで勝負を賭けている可能性が高い。ここまで勝つ要素が満載なので本命はバトルバニヤンで決まりだ。

　相手はハンデ戦だけに手広く行きたいところだが、さすがに57kgを背負ったエリモハリアーは酷である。過去の実績を評価されて57kgという斤量になっているが、全盛期と比べてさすがに衰えた今ハンデ戦で57kgは厳しいだろう。ハンデ戦の名手酒井騎手が騎乗だが消しである。酒井は体重が軽いことが長所なのでハンデ戦でももっと軽い斤量で乗ってきたときに狙える騎手だし。