コースも桜花賞と同じコースで行われるトライアルレースであり、過去の桜花賞活躍馬を見てもこのレースをステップレースとしている馬が多い。

　今回は阪神ＪＦ３着のアバパネと、同３着のベストクルーズが抜けており、その２頭の一騎打ちと見ていい。そのうちベストクルーズの方を本命とする。松田博厩舎が２頭出しで勝負をかけており、また、前走アンカツが騎乗している馬が３頭いるのだが、その中でアンカツが選んだ馬であるというのは期待できる。重賞２着はあるのでここで着外だとしても桜花賞に出走できる可能性は高いが、まだ１勝馬でありここで賞金を加えておきたいところだ。というわけで本命ベストクルーズ、対抗アバパネとする。アバパネは能力は高いが賞金的にここで無理をしてもしょうがないので万全ではないと思われるので。といっても能力の違いで連は外さないだろうけど。

　２頭の馬連だと確実だが配当は安いので、相手を絞って３連単で勝負する。チューリップ賞では前走500万条件の馬は過去10年で[1,1,0,38]と成績がかなり悪い上に、連に絡んだ馬はいずれも前走ダート。つまり前走芝の500万条件に出走している馬は馬券にならないということだ。そこで連の相手としては前走オープンの馬を中心とする。前走未勝利組の中では潜在能力の高そうなマツパク厩舎の片割れラフォルジュルネを狙ってみよう。