バックナンバー’97 (4/6-5-11)
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東京 | NHKマイルC ( G I ) | 芝1600m | |||||||||||
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4歳定量 | |||||||||||||
昨年はハイペースに飲まれトライアルNZT1、2着が共倒れとなったが、差し・追い込み馬が有利な府中のマイルではNZTの覇者シーキングザパールが期待できそうだ。実績は文句なしだし、外せないだろう。 2番手はマル市マイネルマックス。本来なら皐月賞を取っていたところだが、発熱のため回避。ダービーでも主役となる馬がプリンシパルSを使わずにここに出走してきたので、仕上がりはまず大丈夫だろう。マル外のためのレースと言われるこのレースにも内国産の旋風を巻き起こして欲しい。 穴を狙うならタイキギャラクシー。賞金がぎりぎりで抽選での出走だが、賞金が足りないのはまだキャリアが浅いため。素質はあるし、何度も使われて2勝しかできない馬とは器が違うと見てよい。未知の魅力に期待しよう。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | シーキングザパール | 配当 380 | ||||||||||
2着 | ブレーブテンダー | コメント | |||||||||||
4/27 |
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京都 | 天皇賞・春 (G I) | 芝3200m | ||||||||||||
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5歳上牡牝別定 | ||||||||||||||
3強で決まるというムードが高まっている。では、その3強についてコメントしてみよう。3頭とも死角がないわけではなさそうだし。 まず、3強の中で私が一番推すのがマヤノトップガン。このレースに強い菊花賞馬だし、距離適性もよい。しかも阪神大賞典を征するなど臨戦過程も良い。その阪神大賞典では後ろからの競馬で場内を沸かせ、脚質の自在性をアピールした。しかし、このメンバーでは後ろからだと通用しないような気がする。田原騎手が今度はどういう乗りかたをするのかが見物である。 サクラローレルは馬自体の能力だと文句ない。どう考えてもメンバー中トップである。しかし、有馬記念以来の出走というのが気になる。去年の中山記念やオールカマーのように、鉄砲はOKの馬だが、春の天皇賞では休養明けの馬は人気でもだめだというデータがあるので、人気ほど信頼がおけるかどうかは疑問の余地がある。 マーベラスサンデー長距離の経験がないというのが痛い。しかも2000m前後を得意とするSS産駒である。3200mのような長丁場では、いままでのような活躍はできないかも知れない。去年の菊花賞はSS同士だったが、そんなことは2度も続いたりしないだろうし。 それでは、私の注目馬はというと、ビッグシンボル。長距離に転向してから活躍しだしたステイヤーだ。しかもこのレースに強いリアルシャダイ産駒。春の盾にはこのような正真正銘のステイヤーがふさわしい。人気どころが後ろからいく馬が多いので、互いに牽制しあえば、前で粘るタイプのこの馬がチャンスだろう。あまり人気をかぶらずすんなり逃げれるというのも強みだ。 それからもう一頭注目馬がいる。中山大障害3連覇のポレール。60kを越える斤量ばかり続いていたが今回は58k。障害でものを言わせたスタミナでどこまで粘れるかみものである。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | マヤノトップガン | 配当 440 | |||||||||||
2着 | サクラローレル | コメント | ||||||||||||
4/13 |
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中山 | 皐月賞 (G I) | 芝2000 | |||||||||
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4歳牡牝定量 | |||||||||||
三冠レースの第一弾皐月賞がいよいよやってきた。まず、このレースの過去の傾向を見てみよう。 まず、若葉S組が有利というデータがある。しかし、今年から若葉SとスプリングSの開催週が入れ代わったので、そのまま鵜呑みにはできないだろう。むしろ、中3週のローテーションが有利という風にこのデータを受け止めると、スプリングS組のほうが有利ではないだろうか。ただし、中山で行われるトライアルの中では唯一距離が200m短い1800mだが。オープン特別とG2だとG2の方がレベルが高い。だから、そこで活躍した馬の方がG1の大舞台で活躍する可能性があるのではないだろうか? また、暮れに行われる2000mのG3ラジオたんぱ杯(以前のオープン特別シクラメンSも含む)の勝ち馬も過去7年間に連対率10割と抜群の成績を残している。「仕上がりの早い馬」が勝つといわれる皐月賞で、3歳時の2000mのオープンレースを勝つということは、かなりの適性であるだろう。 この2つの条件に合致すつのが、メジロブライト。軸はこの馬で決まりだ。 では相手はどうするか。それほど堅くはならないだろうし、すでに5回着外があるランニングゲイルは切ろう。また、多頭数出走で話題になっているブライアンズタイム産駒であるが、ブライアンズタイム産駒はどちらかというと長距離向きで、しかもパワーで勝負している感じがある。だから、パワーよりスピードが生きてくる皐月賞には向かないだろう。ナリタブライアン級の馬がいれば別だが、残念ながらそのレベルの馬は見当たらない。 連の相手はスプリングSの覇者ビッグサンデー、もう一頭のSS産駒オースミサンデー、不利がなければやれるはずのエアガッツ、そして、毎日杯を一番人気で勝つも、何故か2着のヒダカブライアンほどの人気にならなそうなテイエムトップダンが狙い目。馬場が渋ればショウナンナンバーも。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | サニーブライアン | 配当 51790 | ||||||||
2着 | シルクライトニング | コメント | |||||||||
4/6 |
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中山 | 桜花賞 (G I) | 芝1600m | |||||||||||
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4歳牝定量 | |||||||||||||
魔の桜花賞ペースという言葉がある。スタート後すぐにコーナーがある阪神芝1600コースで多頭数で行われる桜花賞では先行争いが激しくなりペースが速くなる、ということだ。今年も有力な先行馬が揃っているようである。 実績や最近の成績から見ると、前走トライアルG2を7馬身差でちぎったキョウエイマーチや重賞2連勝のオレンジピールが有力なような気がする。しかし、彼女たちの死角は先行(or 逃げ)馬であるということである。ハイペースに飲まれてしまうのではという不安がのこる。実力は買うが軸からは外しておきたい。 「差せる馬」という点でシーズプリンセスを本命にしたい。8戦7連対(3着1回)の堅実みのある馬である。それほどの人気もならないだろうし、中団からマイペースでいけるところも強みである。一叩きされた今回は狙い目。 そして2番手はメジロドーベル。実力から考えて本命にしてもよかったのだが、人気になるだろうし、吉田豊騎手はどうも穴男というイメージがあり、他馬にマークされると実力が発揮できないような気がする。また、このレースは関東馬の成績が悪いようなので、2番手の評価にしておいた。 その他では差し馬プロモーションが期待できそう。また、一番人気に押されたフェアリーSで惨敗したため評価を下げてしまったフミノパラダイスも人気以上の力を秘めているようで面白い。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | キョウエイマーチ | 配当 510 | ||||||||||
2着 | メジロドーベル | コメント | |||||||||||
ほぼ確実に当たる予想、それはもちろん意味があるだろう。また、ほぼ確実に外す予想、それもまた意味がある。それをはずして買えば的中率があがるからだ。そう考えると中途半端に当たるのが最も意味がない予想なのかもしれない…。それってもしかしてここの予想のことか?