本命はディープインパクト産駒のスマートロビン。出世レースと言われるエリカ賞の勝ち馬である。前走の京成杯では出遅れて12着と不発だったが、スタートさえまともなら勝負になると思う。もともとは先行脚質の馬であり、先行馬が有利になりがちなこのレースでは改めて狙ってみたい。前走の惨敗により人気がちょっと下がるということも魅力である。能力はある馬なのでちゃんとスタートを切れるということを祈りながら本命にしよう。

　対抗はデビュー戦で大勝したノーブルジュエリー。前走は惜しくも２着だったが、デビュー戦の圧勝を見る限り能力は相当のものを持っていると思われる。タイムも優秀だったし。人気になりすぎている点が気になるところだが、押さえておく必要はあるだろう。騎手がデムーロというのもプラス材料。

　３番手評価は函館２歳Ｓの勝ち馬マジカルポケット。重賞を勝っているというのはこのメンバーでは実績が上である。前走も直線で前をやり過ごすロスがあったがラスト１Ｆで猛追し３着まで追い上げた。復調気配にあり叩き３戦目の今回は期待できるだろう。

　もう１頭芝２勝馬の残りの１頭であるラストスネークも押さえておく。前走はシャドーロールを付けた効果もあったのか500万条件を快勝。勢いに乗る今回も押さえておいた方がいいだろう。