本命は昨年の中京記念の覇者でその割には人気の無いシャドウゲイト。今年は得意だった中京ではなく小倉での開催になるが、小倉で行われた今年の中京記念で２着に来ているし、昨年までの中京と小倉は左右の周りこそ違うもののコース形態は似ている。右回りを問題無くこなしている中京巧者のシャドウゲイトは小倉との相性もいいものと思われる。気になるのは57.5kgという斤量だが過去に何度もハンデ重賞で重い斤量で好走をしているので負担重量は大きな問題にならない。今年の中京記念でも58kgで２着と好走しているが、今回はそれより軽い57.5kg。海外ＧＩを勝っている馬だが、近年はハンデ戦で穴を開けるというおいしい馬になっている。今回は主戦の田中勝騎手ではなく川須騎手への乗り替わりが気になるところだが、川須は知名度の割に乗れている騎手なので馬券的にはおいしいだろう。２年目の騎手だが現在全国リーディング６位。ローカルで勝ち星を稼いでいるからというのもあるが、それを考慮しても上出来の成績であるし小倉と新潟ではかなりの好成績を収めている。人気の盲点になっているシャドウゲイトを本命としよう。

　相手はハンデ戦だけにどの馬が来てもおかしくないし、唯一切ろうと思ったトウショウウェイヴにしてもローカル巧者中舘が乗るのなら押さえないわけにはいかないので全ての馬に流す。その中では３連勝中の小倉巧者エクスペディションが筆頭格。人気にはなっているが、勢いとコース相性を考えるとハンデ戦でも中心となるだろう。特に今回は極端に斤量の軽い穴っぽい馬がいないだけに人気馬が来ることも十分可能性がある。