今年で６年目のレースであり過去のデータがそれほど揃っているわけではないが、過去の傾向からすると１番人気は強いが２〜５番人気は不振であり６番人気以下の中位人気馬が活躍するレース。と思ったら昨年は２番人気と５番人気で決まってその傾向を見事に覆す結果となった。

　しかし、今年の１番人気リアルインパクトを擁する堀宣行厩舎は昨年、一昨年と２連覇しているキンシャサノキセキや07年の２着馬ジョリーダンスとわずか５回の歴史の中で２勝２着１回と相性がよい。のべ５頭出走させて３回連対で連対率60%である。関東の厩舎ではあるが、阪神カップとはかなり相性がいい厩舎だ。また、このレースでは３歳馬も活躍する傾向にあるのも好材料。３歳馬ながら安田記念を制するという歴史的快挙を遂げたり毎日王冠２着等古馬相手に活躍してきた実績はある。マイルＣＳは馬券にならなかったが、勝ち馬と0.4秒差の５着と好走はしているのでまだｍだ見限るのは早いだろう。ここでの巻き返しに期待しよう。

　カチガチに堅いということもないだろうから相手は一昨年までの傾向に従って中穴どころを狙う。昨年のマイルＣＳ勝ち馬エーシンフォワード、逃げ粘りのありそうなシルポートの２頭出し西園厩舎の２頭と、オープン入りしたばかりだが連勝中の勢いのあるヤマカツハクリュウ、２頭出しグランプリ＆矢作厩舎コンビの人気の無い方でありながらスワンＳでもう１頭のグランプリボスに先着しているオセアニアボス、メンディザバル騎手への乗り替わりで一発がありそうなスマイルジャックを狙ってみよう。