コスモメドウとトーセンジョーダンの一騎打ちになるだろうからその２頭の馬連でいいんじゃないの、と思っていたらトーセンジョーダンが出走取消。コスモメドウの相手探しとなった。

　コスモメドウは万葉Ｓ、ダイヤモンドＳという長距離戦を共に２馬身差を付けて連勝中。勢いも距離適性も十分である。例年より小粒のメンバーならまず連は外さないだろう。それからマイネルやコスモの馬に松岡が乗っているというのも買いの材料。マイネル・コスモと松岡騎手との相性は抜群で、黙って買ってるだけでプラスになる。

　問題は相手を何にするかということだ。昔はガチガチに堅いレースだったが、近年はそれほどでもなくなった。ただし１番人気の信頼は高いので１番人気と思われるコスモメドウを本命としたが、相手は中穴っぽいところがいいと思う。特に今年は実績からして１〜２番人気と思われたトーセンジョーダンが出走取消となり、２番人気あたりは押し出され気味の感じがある。前日段階で２番人気のオウケンブルースリは過去の実績はあるが近走不振だし、３番人気のキタサンアミーゴは前走のダイヤモンドＳは３着とそこそこ長距離をこなせたものの全幅の信頼はおけない。

　そこで対抗とするのがモンテクリスエス。過去にはダイヤモンドＳを征したこともあり、3000mを超えるスタミナレースでは大崩れはしない。昨年のダイヤモンドＳの様に惨敗することもあるが、数多くの長距離出走を経験しておりほぼ安定した成績を修めている。スタミナが要求されるこのレースでは期待できそうである。

　もう１頭穴っぽいところでトウカイトリックを狙おう。何だかんだいって昨年のこのレースの勝ち馬である。豪州遠征明けだった前走の万葉Ｓはハンデが重かったこともあり惨敗を喫しているが、ここを目標に仕上げてきているだろう。９歳という年齢が気にかかるところだが、実績を考えると狙ってみる価値はある。