冬の小倉のハンデ戦。過去の傾向を見ると１〜３番人気の馬のどれかが必ず連に絡んでいるが、相手に人気のない馬が来て中波乱となることが多いようだ。軸は人気馬にして、人気薄の馬に流すという狙い方がいいだろう。

　本命はＧＩ（ＮＨＫマイルＣ）３着馬のリルダヴァル。前走はオープン特別で１番人気を背負い謎の敗戦を喫しているが、その前は鳴尾記念で３着に好走。ハンデ戦では前々走まで好走しているにもかかわらず前走で凡走しているという馬は、かえって狙える。ハンデが重くなりすぎないように敢えて凡走して、ハンデ戦であるこのレースで勝負を懸けている可能性が高いからだ。2000m以下の距離なら前走のようなヤラズでは無い限り大崩する様な馬ではないので軸として信頼できる。

　相手筆頭はアンノルーチェ。小倉芝コースでの成績は[3,1,0,1]であり、唯一の着外は2000mの小倉記念である。1800mに限って言えばほぼ完璧な成績である。また、サッカーボーイ産駒のこのコースでの過去３年間の実績は連対率38.9%で単勝回収率も200%と成績も回収率も非常に優秀なコース巧者である。これは狙い目だろう。

　その他の馬ではテイエムカゲムシャ、ダイシングロウ、ドモナラズ、バトルバニヤン、サンライズマックスといったコース実績のある馬に流そう。