今週から東京に開催が戻ってきた。その府中開催の最初の重賞がこの根岸ステークスである。府中コースで行なわれるレースらしく差しが決まりやすいレースであるが、有力馬の大半が逃げ馬か先行馬である。長くいい脚を使うタイプの馬が活躍する傾向にあるが、今年はペースが速くなりそうなのでなおさら差せる馬を狙っていきたい。

　というわけで本命は差す競馬もできるダノンカモン。先行抜け出しというレースが多かったが、前走の大和Ｓは見事に差し切り勝ち。メンバー次第では無理に前に行かずに差す競馬もできる馬である。今回はメンバー的に控える競馬になると思うが、そこから府中の長い直線を活かして差し切るだろう。

　その他の馬は前走勝ち馬かＧＩ出走馬を狙っていこう。芝からの転戦等の特殊なケースを除くと前走勝ってる馬かＧＩに出走した馬ばかり毎年連に絡んでいるので。相手筆頭はワールドワイド、次点はスターボードと勢いのあるところを狙っていく。それ以外では実績馬サクセスブロッケン、前走圧勝のティアップワイルドあたりが狙い目。それから人気だがケイアイガーベラ、セイクリムズンも一応押さえておこう。