今年は震災の影響で中山開催が中止となり阪神に振り返られたニュージーランドトロフィーである。阪神の芝1600mは改装されて向正面スタートとなったので中山よりも枠順の有利不利が軽減されて実力勝負となるだろう。

　とか何とか言いながら本命は穴っぽいところを狙ってリキサンマックス。あのローレルゲレイロの全弟だが何故かいつも人気にならない。その割には好走する。父キングヘイローも母父テンビーも人気の割には良く活躍する種牡馬であり、穴を狙うにはこの血統である。前走若葉Ｓでは９着に敗れているが、距離が短縮された今回は見直してみたい。血統的にマイル以下の方が向いているし前走惨敗で人気が落ちて距離短縮なら狙いである。兄のローレルゲレイロは皐月賞ダービーにも挑戦したが、実質はマイル以下での活躍が目立った。同血統のリキサンマックスは若葉Ｓで敗れたのでここからマイル路線に狙いを定めた様だが、若葉Ｓの敗戦が怪我の功名となるだろう。

　相手筆頭は昨年の２歳チャンピオン・グランプリボス。クラシックにも色気を出してスプリングＳに参戦したが、サクラバクシンオー産駒なのでマイルの方が向いているだろう。皐月賞やダービーに出てくると狙いにくい馬だが、マイルなら高い能力を遺憾なく発揮できるだろう。

　その他の馬にも手広く流そう。明らかに格下の馬以外全てに流す。最低人気候補のトウショウクラウンも木村健騎手が騎乗なのが怖いので押さえよう。