今年は中山開催中止の影響のため東京競馬場で行なわれることになった皐月賞。地元民としては嬉しいが、やはりクラシックは全て別の競馬場でやった方が面白いだろうから中山でやって欲しかったという気持ちもある。それはそうと例年とは違う競馬場で行なわれることを考慮した予想が重要となる。というわけで東京が得意と思われる馬を狙ってみよう。

　本命はダノンミル。府中での出走は初めてだがこの馬の父は府中巧者のジャングルポケットである。トニービン系は東京芝コースが得意であり、ジャングルポケット産駒も例外ではない。もし中山で行なわれるのなら切ったかもしれないが、開催場所が東京なので本命としよう。若葉Ｓを人気薄で勝っただけの馬なら普通の年だったら消す馬なのであるが、今年は例年とは違う。鞍上に内田博幸騎手を乗せて来たのも好材料。せっかくのチャンスだからとここで勝負を賭けて来たのだろう。

　相手筆頭はサダムパテック。弥生賞を勝った馬である。東京コースでは東スポ杯を征しており東京替わりも問題ではない。

　▲はスプリングＳ勝ち馬オルフェーヴル。唯一馬券にならなかったのが府中ということは気になるが、池江厩舎が３頭出ししてきており、その中の筆頭格がこの馬だ。ここは勝負がかりとみていいだろう。

　その他の馬にも手広く流す。