本命はスプリングサンダー。前走はこの馬にとっては距離がちょっと長いマイルのＧＩで展開も向かなかったこともあり惨敗だったが、最後は良い脚を見せた。今回は距離が短縮されるので狙い目だろう。ベストは1400mだが、一度も馬券に絡んだことがない1600mよりは勝利の実績がある1200mの方が良いだろう。斤量57kg以上の馬を除くと近走最も高いパフォーマンスでレースをしている。ハンデを考えるとこの馬が一番狙いやすい。

　対抗はグランプリエンゼル。この馬もスプリングサンダーと同じく前走ヴィクトリアマイルであるが、距離短縮がプラスになる馬である。スプリングサンダーとどちらを本命にしようか迷ったが、前走スプリングサンダーに0.5秒差で負けている割には斤量は同じであり、また、人気はむしろグランプリエンゼルの方がある。配当的妙味を考えてスプリングサンダーを本命としてグランプリエンゼルは対抗とする。

　ハンデ戦ではあるが、ハンデ戦になってから軽ハンデの馬は３歳馬以外は来たことがないので斤量53kg以上の馬と３歳馬に流すこととする。ハンデ戦なので当然のことなのかも知れないが能力の高い馬に限って斤量が厳しく混戦模様なので手広く流そう。