本命はこのコースに強いトニービンの血を持つマイネイサベル。直線が長いこのコースは末脚の持続力が魅力で長く良い脚が使えるトニービン産駒が活躍するコースである。マイネイサベルの父はトニービン産駒のテレグノシスであるが、テレグノシスは脚質的にそのトニービンの特徴が見事に出ている。優れた持続力を父から見事に受け継いだテレグノシスであるが、その産駒であるマイネイサベルも父のように長く良い脚を使える馬。前走の新潟記念は先行策が裏目に出て惨敗だったが、道中脚を溜めて直線で勝負するとジワリジワリとだが確実に伸びてきて、いい脚が持続するタイプなので止まることはない。今回は有力どころに先行馬が揃っているので、後方に控えて直線で勝負すれば確実に上位入線するだろう。折り合いさえ付けられれば大崩はしないマイネイサベルを本命にしよう。

　相手筆頭は昨年の２着馬アニメイトバイオ。一昨年も秋華賞で２着に好走しており、この時期は走る馬である。近走不振のため人気はないが、実績のある馬なので狙ってみよう。

　▲は母父トニービンのクリスマスキャロル。前走のマーメイドＳで格上挑戦ながら２着に好走。母父トニービンだけに府中ではもっと活躍が期待できるだろう。単勝を買い続けているだけでプラスになる穴騎手秋山騎手への乗り替わりもあり一発に期待しよう。

　その他の馬にも手広く流す。エーシンリターンズ、アプリコットフィズ、マルセリーナ、スマートシルエット、ドナウブルー、オールザットジャズ、エリンコート、ホエールキャプチャといった有力どころを押さえておく。