今年から新馬戦が始まるのが早くなり、この函館２歳Ｓも３週繰り上げられた。

　その函館２歳Ｓであるが本命はロゴタイプとする。2010年に開業した田中剛厩舎は重賞に強い厩舎であり、開業以来の重賞戦績は(6,2,1,2)で単勝回収率520%、複勝回収率261%と極めて優秀な戦績を残している。重賞に出してくるからには勝負になる馬を目一杯の仕上げで出してきているということなのだろう。また、新鋭厩舎だけに過度な人気にもならないため配当的にもおいしい。また、鞍上の村田騎手も函館芝1200mコースは過去３年で勝率25%と得意とするコースである。デビュー戦は出遅れてしまったが４角で外を回りながらも先頭集団まで上がっていった。出遅れと距離ロスを克服しての勝利であり、荒削りながら着差以上に強い内容だった。まだまだ良化の余地はあるだろうが、重賞での成績が良い田中剛厩舎が重賞に出走してくるのだから万全の状態で出てくるに違いない。

　相手はまだ勝負付けが済んでいない経験の浅い馬同士の戦いなので総流しとする。どの馬にもチャンスはあると思うし、今年から２歳戦の日程が変更になっているので過去の傾向から絞り込むということも実質できないので手広く行こう。