毎年の様に堅く収まる菊花賞トライアル神戸新聞杯である。ほとんど１〜３番人気が連対しており、そうでないのはダービー連対馬が不当に評価を下げていた場合である。例外的に09年は７番人気イコピコが勝っているが、この年の牡馬は全体的にレベルが低かったので度外視してもいいだろう。今年はダービー連対馬が出走していないので、手堅く決まる筈である。

　今年は１番人気はマウントシャスタ、２番人気はゴールドシップ（この２頭は最終的に逆になる可能性があり）、３番人気はヒストリカルであり、この３頭を狙っていけばいいだろう。この中でヒストリカルはダービーでの惨敗は体調面にも問題があったが、距離にも問題があったと言われている。2400mで距離が持たないのであればここでも消した方が良い。

　というわけで残りの２頭を狙う。本命はゴールドシップ、対抗はマウントシャスタ。この２頭だ。買い目は馬連で勝負するのでどちらでもよいのかもしれないが、印的にはクラシックの勝ち馬ゴールドシップの方を上にしておいた。マウントシャスタの宝塚記念で古馬に混じって５着というのも素晴らしい実績ではあるが、古馬との斤量差を考えるとそれほど過大評価するほどでも無いだろう。マウントシャスタの方が人気なので馬単裏表も考えたが、前売りオッズを見たところ馬連の方が期待値が高いので馬連とする。