昨年までは12月に行われていたが、今年から99年以来13年ぶりに6月開催に戻った。以前6月開催だった時はＧIIだったのだが、今はＧIII。ＧIIIであるものの、宝塚記念の前哨戦であり位置付け的には昨年までの金鯱賞の様なものなので堅く収まる可能性が高い。

　本命は昨年の宝塚記念の覇者アーネストリー。前走の大阪杯では脚質転換を図ったのか中団からの競馬をしたが、今回は最内枠なのでいつもの様に逃げることも考えられる。頭数も手頃であるためペースも速くならないだろうから自分のペースでレースが出来ればそのまま逃げ切れる可能性が高い。

　相手は同じコースで行われた大阪杯を勝って勢いに乗るショウナンマイティを本線とし、さらに阪神で４戦３勝とコースとの相性が良いトゥザグローリーを抑えとする。

　格とコース適性を考えるとアーネストリーを含めたこれら３頭で決まることは間違いないだろう。人気馬ばかりなので展開有利なアーネストリーを軸にして点数を絞って勝負。