阪神2000mはアグネスデジタル産駒が強い。出走数は少ないものの過去３年で[4,0,0,4]と優秀な成績であり、回収率的にも単複共に100%を上回っている。今回はメイショウエバモアとヤマニンキングリーの２頭のアグネスデジタルが出走するが、このうち勢いに乗るメイショウエバモアを本命とする。このレースはハンデが有利になりがちなこともあるのか前走1600mのレースを勝った馬の活躍が目立っており、特にオークランドトロフィー組は過去10年で４勝と好相性である。相性のいい種牡馬と臨戦過程のメイショウエバモアを本命としよう。

　もう１頭のアグネスデジタル産駒であるヤマニンキングリーは昨年の勝ち馬であり、この馬も外せない。近走はパッとしないが実績があって相性のいいコースに代わり再び注目だ。

　その他では1600万条件を勝って勢いに乗るグラッツィアとナイスミーチューが狙い目。

　１番人気グレープブランデーは斤量の58kgが心配だが２着には来る可能性があるので２着付けで狙ってみよう。このレースは過去の傾向を見ると１番人気は勝てないが２、３着に来ることが多いレース。ハンデが応えて勝ち切れないリスクがあり頭では狙えないが、２着に粘る可能性は高い。