本命は昨年の勝ち馬で春天でも１勝２着１回の実績があるマイネルキッツ。高齢で今年はまだ結果を出せていないが、適鞍が少ないのがその理由だろう。超長距離戦のステイヤーズステークスならまだまだ力は発揮できる。昨年は58kgで制しているが、今年はそれより軽い57kgでの出走。人気の盲点になっているのもおいしい。長距離では絶対的な強さを誇るこの馬の出番だ。

　対抗はダイヤモンドＳの覇者ケイアイドウソジン。この馬もこの様な特殊な距離が得意である。こういう特殊なレースは近走成績は良くなくても過去に同じような性質の重賞で実績を出しているこの様な馬を狙って行きたい。

　単穴は良血馬フォゲッタブル。３年前のこのレースの勝ち馬でありその後ダイヤモンドＳも制している。長距離への適性はかなり高く、鞍上のムーア騎手にも期待できる。

　もう１頭押し出され気味ながら前売り１番人気のデスペラードを挙げておく。前走はデビュー戦以来となる芝のレースで1600万条件勝ち。重賞実績のある馬以外ではこの馬が一番期待できる。実績はないが、未知の魅力と勢いがあるので一応押さえておこう。

　特別この馬で鉄板という馬がいないので、上記４頭のボックスで勝負しよう。なお、印は人気のない順に重い印を入れた。