一昨年、昨年と中京競馬場のコース改修のために京都で行われていた東海Ｓであるが、中京が新装オープンした今年も何故か京都競馬場で行われる。京都なら東海地方どころか東海道（街道という意味ではなく五畿七道の東海道）でもないが、名称変更せず京都のレースとなってしまっている。さすがに冬から春に開催変更となった時は東海ウインターＳからウインターの文字が取れたのだが、今回の開催場所変更では名前はそのままである。毎年京都でやるのなら名前も東海ではなく別の名前にすればいいのに。

　さて、本命はミラクルレジェンド。牝馬限定重賞での活躍ばかり目立つが、昨年夏以降ＪＣＤ以外は快進撃を続けているしＪＣＤにしても２着馬と0,2秒差で悪くない内容だった。今回はウィリアムズ騎手に乗り替わりで期待できそうである。京都のダートコースも２戦２勝と適性がある。ウィリアムズ起用で勝負をかけてきたミラクルレジェンドに期待しよう。

　相手筆頭は昨年の覇者で１番人気のワンダーアキュート。大崩れしないタイプで悪くても掲示板には乗る安定性のある馬だが、詰めが甘い所があるので若干評価を下げた。その他の馬では平安Ｓの覇者ヒラボクキングと名古屋が得意だが名古屋以外でも安定した成績を残しているニホンピロアワーズを狙ってみよう。

　それから３着が多いバーディバーディを３着付けで狙ってみるのも面白い。一昨年の東京大賞典で３着になって以来ＧＩでもオープン特別でも３着が多く７回も３着となっている。昨年もそう思って３着付けで狙ったら人気は３番人気だったものの６着と不発だったのは気になるがこのメンバーだと３着ぐらいに突っ込んで来てもおかしくないので改めて狙ってみよう。２着が多いワンダーアキュート２着付けを集めにして印を付けた馬を１、２着付けにしてバーディバーディを３着付けで狙ってみる。