プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー('97 8/3 - 9/14)

9/14

中山 オールカマー (G II) 芝2200
4歳上別定
オールカマーにしてはやや寂しいメンバーだが、過去のデータから2000m以上の重賞勝ちの馬が連対するようだ。

中央勢でその条件に当てはまるのは、ヤシマソブリン、メジロドーベル、イブキインターハイだが、イブキインターハイが勝つとは思えないので度外視。他の2頭に注目しよう。

ヤシマソブリンはナリタブライアンの同期でクラシックでは好走した。古馬になってからあまりパッとしないが、ミルジョージ産駒の晩成の成長力に期待しよう。このメンバーならやってくれそうだ。

また、メジロドーベルは唯一のG1馬。オークスを勝っているのだから距離は問題なし。大崩れしないタイプだけに休養明けだが信頼性大である。

バーボンカントリーはスキーキャプテン、スキーパラダイスの弟ということで、人気先行になりそうだし、今年の4歳牡はいまいちレベルが低そうだ(先週もパルスビートを切ったらこなかったし)。せめて重賞連対ぐらいの実績がなければ狙いづらい。

地方馬アブクマポーロは大井での実績を考えると素直に期待してもよさそうだ。芝に向いているかということが心配といえば心配だが。中央のメンバーが手薄なだけに一発がありそう。




ヤシマソブリンメジロドーベル2000pts
ヤシマソブリンアブクマポーロ1000pts
メジロドーベルアブクマポーロ

1着メジロドーベル配当 730
2着ヤシマソブリンコメント
的中:2000 x 7.3 = 14600pts

9/7

中山 京王杯オータムハンデ (G III) 芝1600m
4歳上ハンデ
ヤシマジャパンの回避でクロカミ、ダンディコマンドの一騎打ちムードが強まってきた。実力、実績ではこの2頭が申し分ない。ダンディコマンドが逃げて、クロカミがその後ろにつける。そしてそのまま決まってしまうという可能性も十分ある。

こういうときに穴をあけそうなのが追い込み馬。ヒロデクロスが注目の一頭である。タマモクロス産駒ながら、マイルで3勝しており、中山でも2戦2勝と相性がいい。人気の2頭を気にせず後ろからいけば、きっとゴール前ではその2頭を捉えることができるだろう。




クロカミダンディコマンド2000pts
クロカミヒロデクロス1000pts
ダンディコマンドヒロデクロス1000pts

1着クロカミ配当 3960
2着プレストシンボリコメント

阪神 朝日チャレンジC (G III) 芝2000m
4歳上別定
軸はシンカイウンで決まりでしょう。復帰してからは順調だし、距離も持つようになってきた。しかも阪神では負け無しときている。

過去のデータを紐といてみると小倉記念1〜3着馬は人気にならないのに活躍しているようである。前述のシンカイウンも小倉記念3着だが、イブキニュースターは2着。しかもそれほど人気にはならなさそう。お買い得だ。

そして叩き2戦めの実績馬イナズマタカオーも狙い目。一叩きして変わり目に期待。G3を3つも勝ってる馬だし。

その他ではトウカイタローやパルスピードあたりが有力視されているが、タローは楽に逃げられれば活躍できる馬。エイシンサンサンが出走する今回はちょっと危険かもしれない。パルスピードは4歳馬だが、今年の4歳馬はサニーブライアンが展開の利だけで二冠を征したように、それほどレベルが高くはない。古馬相手でどうかな、と思う。




シンカイウン イブキニュースター1000pts
イナズマタカオー

1着シンカイウン配当 5360
2着エイシンサンサンコメント

8/17

札幌 札幌記念 (G II) 芝2000m
4歳上別定
今年からG2に格上げとなり、北海道では初のG2だ。夏の札幌に豪華な顔ぶれが揃う。

実績ではジェニュインが一番上。おそらく一番人気はこの馬だろう。しかし、59キロという斤量がどのように答えるかが問題である。万全の信頼がおけるとはいえない。距離もマイルがベストだと思うし、黒光りする馬体が夏に強いとは思えない。

ということは、必然的にエアグルーヴが本命ということになる(ジェニュイン、グルーヴがともにこけることは顔ぶれから考えてなさそうだし)。夏は牝馬が強い。しかも、札幌での実績もある。小回りコースの割りにはこのレースは差し馬が台頭する、というデータもあり、エアグルーブこそ本命にふさわしい。

相手には函館記念の覇者アロハドリーム。近走は安定しており、2000mの距離にも強い。大崩れはしないだろう。それから牝馬ということで復調の気配のする実力馬エリモシック。それから一発屋ザフォリアが押さえ。




エアグルーヴ アロハドリーム各1000pts
エリモシック
ザフォリア500pts

1着エアグルーヴ配当 1160
2着エリモシックコメント
的中 1000 x 11.6 = 11600


8/3

新潟 関屋記念 (G III) 芝1600
4歳上別定
暑い夏も競馬はあり、馬達は走る。

実力馬が休養するこの時期こそ、これから出世街道に乗ろうと夢見る馬達にはチャンスだろう。実際夏に活躍して一躍有名馬になった馬も結構いる。

夏は牝馬の季節。実際夏は牝馬が活躍するようである。そこで牝馬の中では最有力のマジックキスを狙ってみよう。年間を通して走り続けるタフさがウリの馬なので、暑い夏ほど活躍するだろう。距離もマイルはベストだろう。

相手はベルウイナー、エイシンガイモン、チアズサイレンスの朱鷺S上位組が有力と思われる。また、朱鷺Sこそ惨敗したがNHKマイル3着の実績を誇るショウナンナンバーも巻き返すチャンスはあるだろう。そして、穴でマイル巧者な条件馬ヒロデクロス。




マジックキス ベルウイナー各500pts
エイシンガイモン
ショウナンナンバー
チアズサイレンス300pts
ヒロデクロス200pts

1着エイシンガイモン配当 2190
2着ベルウイナーコメント


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