本命は昨年のこのレースの勝ち馬で今年の高松宮記念の２着馬でもあるドリームバレンチノ。高松宮記念の上位（１〜５着）馬は過去10年で[3,3,0,4]という戦績だが、前走が安田記念以外で６着以下だった馬とダートの馬を除くと[3,3,0,0]と必ず連対している。昨年同じレースを勝っている馬なら適性にも問題はないので素直に信頼して軸にとしよう。昨年と違うのは斤量。昨年は56kgだったのが今年は59kgと3kgも増えた。ただし、ハンデ戦のシルクロードＳを58kgの斤量で勝っていることから、斤量負担には強い馬であることがわかる。59kgの斤量でもこのメンバーなら問題無いだろう。

　相手は牝馬を中心に行く。函館スプリントＳは過去10年で牝馬が８勝しており、牝馬が強いレースである。

　同じ洋芝でコース形態も似ている札幌３勝を挙げていて重賞３着もあるアドマイヤセプター、函館で２戦無敗（いずれも芝1200m）のフォーエバーマーク、1200mでは大崩れせず函館での勝利経験もあるシュプリームギフトと牝馬３頭が相手だ。