明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。というわけで今年のＪＲＡ初重賞中山金杯の予想です。一年の計は金杯にありと古来言われているので当てたいところですね。

　さて、その中山金杯の本命はジャスタウェイ。前売り段階で１番人気だ。中山芝2000mでのハーツクライ産駒の成績は過去３年間で[7,8,8,27]という好成績である。勝ち星こそ出走頭数自体が多いキングカメハメハ産駒に敵わないが、勝率のは同じ14.0%だし連対率や複勝率はむしろ良い。回収率ベースではハーツクライ産駒が断然よく、ベタ買いしてプラスになるレベルである。中山には初出走だが、血統的にコース相性は抜群なのでむしろ狙い目だろう。毎日王冠で勝ち馬カレンブラックヒルとタイム差無しの２着ならこのメンバーでは実績ナンバーワンだ。中山金杯は４歳馬の成績が良くないのがネックだが、その傾向を払拭して欲しい。

　対抗はヒットザターゲット。中山金杯は前年の有馬記念との血統的な連動率が高いレースなのだが、有馬記念１，２着のステイゴールド産駒は今回は出走無し。そこで有馬３着ルーラーシップと似た様な血統（父がキングカメハメハで母父がグレイソブリン系種牡馬）のヒットザターゲットを狙う。先ほど述べた様にキングカメハメハ産駒自体このコースでの成績が抜群である（ただし回収率的にはハーツクライのほうが良いが）。ＧIIでは惨敗続きだったが前走福島記念で復調の兆しを見せてきている。血統的にはコース相性も現在のコース状態もこの馬には向いてきているのが好材料なので、ここで重賞勝ち馬の意地を見せて欲しいところだ。

　もう１頭重賞２線連続連対中のアドマイヤタイシも押さえておこう。対抗にしたヒットザターゲットに福島記念で先着しており、今回は外国人騎手を起用してきたのもプラス材料。勝ち切れないが安定して力を出せる馬なので押さえておこう。

　買い目的には３頭のボックスで。ジャスタウェイを軸にした流しも考えたが、４歳馬は中山金杯では不発というデータが気になるので、来なかった時のことを考えて縦目も押さえておこう。