東の方の予想でもカイタノだが明けましておめでとうございます（ここしか読んでない人もいるだろうから一応）。本年も当ページをよろしくおねがいします。

　本命はサウンドオブハート。人気が割れているものの前売り段階では一応１番人気の馬である。牝馬限定戦が中心ではあるが、デビュー以来ＧＩ以外は全て勝っている底を見せていない馬だ。敗れたＧＩにしても４着以内に入っているのだからＧIIIレベルは最低でも連には絡むだろう。関東馬はこのレースでは不振のイメージがあるが、京都金杯で関東馬に関東の騎手が乗った場合は過去10年で[2,0,0,1]という好成績。関東馬の勝利はこのパターンだけなのでその他の関東馬はイメージ通り消しでいいが、サウンドオブハートはむしろ狙い目である。父のアグネスタキオンはこのコースでの成績が種牡馬の中で最も良く、また、回収率もベタ外プラスの域に達している。血統的にも本命はサウンドオブハートで決まりだ。

　対抗はヤマニンウイスカー。この馬の父マンハッタンカフェの産駒もコースの相性は回収率を含めて抜群である。勝率ではアグネスタキオン産駒に劣るものの連対率と複勝率はむしろ上。回収率も単複ともにプラスであり馬券的にも黙って買えと言った感じである。また、伊藤工真から武豊への乗り替わりというのも心強い。前走はいきなり激走した感じがありフロック視されているが、今まで芝では1800m以上（ダートでも1700m）しか使われて来なかった馬がマイルを使ったら好走したので、実はマイルが得意だったということも十分考えられる。前走と同じマイルのここは前走同様の好走に期待して狙ってみよう。血統的にも向いてるし。

　もう１頭佐々木晶三厩舎が２頭出しして来たのが気になるのでショウリュウムーンを押さえておこう。前走は重賞勝利で勢いに乗っているし、牝馬限定ながらこのレースと同じコースで重賞を勝っているというのもプラス材料だ。

　買い目は３頭のボックスとする。牝馬を本命としたが、過去10年の傾向を見ると牝馬はこのレース３着には来るものの１，２着はないので縦目も押さえる。また、配当も結構付くのでワイドも押さえておこう。