新種牡馬ヨハネスブルグの産駒ホウライアキコが重賞を制覇した。２歳戦で活躍の目立つヨハネスブルグ産駒を象徴するような勝利だ。新馬戦はレコード勝ちだったが、重馬場で行われた今回も力を発揮できた。スピード一辺倒ではなく重馬場を苦にしないパワーも兼ね備えている。鞍上は小倉巧者の和田騎手。インタビューでは「和田アキコです!ありがとうございました」とジョークを交えていたが、名前はアキコでも馬主は飯塚現子（和田アキ子）ではない（笑）。それはさておき、小倉で騎乗する和田は侮れない。

　２着は１番人気のベルカント。ハナを切って直線では一旦３番手まで下がったものの、二の脚を見せて２着まで追い上げた。１番人気馬として最低限の仕事はした。馬連はガチガチに堅かった。重馬場だったがデビュー戦のタイムの良い馬のワンツーで決まった。この２頭は単なるスピードタイプの馬ではなく地力が抜けていたということだろう。

　３着には３番人気のラブリープラネットが入り、堅い決着となった。

　我が本命のウインスプラッシュは後方のまま出番がなかった。１４着に敗退。いつもは前に行く馬なのだが、今回はゲートの出が悪く後方から。また、オープン２着の実績馬だが、やはりその時のレベルはあまり高くなかったということか。

外れ