少頭数の寂しいメンバー構成となってしまった。こういう時は人気通り決まりそうなものだが、1番人気のデンコウオクトパスは敢えて消すこととする。斤量や前走の惨敗もあるが、京都では実績がないので京都への適性があるかが未知数なのが不安材料だ。京都での出走経験はあるが、その時は落馬して完走していない。重賞実績を考えたらこの馬なのだが敢えて別の馬を狙おう。
本命は障害重賞の名手高田が騎乗するメイショウヨウドウとする。未勝利戦ではあるが京都で勝った実績があり適性は十分だ。メンバーが手薄なここはチャンスである。
対抗はこれまた障害重賞の名手小坂が騎乗するニジブルーム。障害経験はわずか2戦であるものの前走は京都での未勝利戦を逃げ切った。少頭数なのであまり展開は関係ないかもしれないが、障害では逃げ馬の方が前の馬の影響を受けにくく有利である。
もう1頭京都の障害で2勝を挙げているオンワードデュークを押さえておく。京都のオープンを勝っているというのは魅力だ。
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ダントツ1番人気のデンコウオクトパが逃げ切り勝ちを収めた。2週目4コーナーを回ると後続馬が後ろに迫ってきたので、そこで終わるのかとも思ったのだが、芝コースの直線に置かれた最終障害を飛び終えると更に後ろを突き放してゴール。最後までその脚色は衰えることは無かった。2週目の水郷障害でトモを水に落としたものの、それ以外は障害も無難にこなして強い勝ち方だった。京都の障害は初めてだったが何の問題も無かった。
2〜4着は◎メイショウヨウドウ、◯ニジブルーム、▲オンワードデュークの順番。3頭印を打って、その順番で2〜4着だった。まあ、少頭数のレースで1番人気馬の取捨の時点で違ってるのだから「デンコウオクトパスさえ居なければ…」という言い訳は通用しないだろうけど。
外れ
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | 増減 | 調教師 | 賞金 |
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1 | 7 | 7 | デンコウオクトパス | 牡6 | 西谷誠 | 61 | 3.32.4 | 01-01-01-01 | 1 | 1.4 | 470 | +10 | (栗)坂口正則 | 2800 | |||
2 | 1 | 1 | ◎ | メイショウヨウドウ | セ5 | 高田潤 | 60 | 3.32.7 | 1 3/4 | 03-03-03-03 | 4 | 8.1 | 482 | +16 | (栗)池添兼雄 | 1100 | |
3 | 2 | 2 | ○ | ニジブルーム | 牡5 | 小坂忠士 | 60 | 3.33.2 | 3 | 02-02-02-02 | 3 | 7.9 | 490 | -4 | (栗)山内研二 | 700 | |
4 | 3 | 3 | ▲ | オンワードデューク | 牝5 | 難波剛健 | 58 | 3.33.3 | クビ | 06-06-05-05 | 2 | 6.4 | 456 | -2 | (栗)柴田政見 | 420 | |
5 | 4 | 4 | ワシャモノタリン | 牡7 | 中村将之 | 60 | 3.33.3 | ハナ | 04-04-04-04 | 5 | 12.6 | 508 | 0 | (栗)谷潔 | 280 | ||
6 | 6 | 6 | マンノプロジェクト | 牡4 | 北沢伸也 | 60 | 3.36.3 | 大差 | 07-06-07-07 | 7 | 46.3 | 482 | -6 | (栗)松元茂樹 | |||
7 | 5 | 5 | カネスラファール | 牡9 | 上野翔 | 60 | 3.36.7 | 2 1/2 | 04-05-05-06 | 6 | 25.2 | 488 | -4 | (美)小野次郎 |