プロは馬券でメシを食う？ - 第49回デイリー杯２歳Ｓ

　本命は前走ききょうＳを勝った２勝馬ナビオン。新潟２歳Ｓでは６着に敗れたものの２番人気に支持されている（ちなみに私も本命だった）実力馬である。今年は意外な少頭数となってしまったので紛れも少なくなるだろうから、実力のあるこの馬が順当に勝つ可能性が高い。

　相手は２連勝で中京２歳Ｓを制したケツァルテナンゴ。チチカステナンゴ産駒はこのレースが行われる京都芝外1600mと相性が良く、また、鞍上の浜中騎手もこのコースが得意だ。ナビオンを逆転するとすればこの馬だろうし、敗れたとしても２着に残る可能性が高い。

　少頭数で人気どころを本命対抗としたので手堅く馬連１点で勝負しよう。

　なお、ナビオンと並んで人気になっているアッシュゴールドはオルフェーヴルの全弟ということで過剰人気になっていると思われる。来てもおかしくないのだが人気が先行しているので買いづらく無印とする。

　ブラックタイド産駒のタガノエスプレッソが勝利。ブラックタイド産駒は京都芝外1600mコースの成績がこのレースの前週の時点で勝率５割、回収率700%と数字的にはかなりのコース巧者だったので一瞬狙おうかと思ったのだが、サンプル数がたったの４勝とデータとして当てになる数ではなかったので、結局軽視してしまっていた。しかし、この馬が来てしまったことでブラックタイド産駒は京都芝1600mではぜひ狙うべき種牡馬となった。５戦３勝とサンプル数は少ないものの勝った馬が全て別の馬なので。

　２着はオルフェーヴルの全弟のアッシュゴールド。人気過剰だと思ったが、２着に好走。中途半端に強そうな馬だが、出れば人気になりそうな馬なので今後も馬券的扱いが難しそうだ。メチャクチャ強いんだったら馬券的にはともかく見ていて面白いのに悩ましいところだ。

　我が本命ナヴィオンは内からじわじわと差してきて馬券圏内には入ったものの思ったほど伸びず３着。対抗のケツァルテナンゴは後方で大外に出したが、そこからさっぱり伸びずに６着に終わった。

外れ

2014年11月15日(土)　5回京都3日　天候 : 晴　馬場状態 : 良
【11Ｒ】　第49回デイリー杯２歳Ｓ
２歳・オープン・Ｇ２(馬齢)　(国際)(指定)　芝・外 1600m　9頭立

着	枠	馬	印	馬名	性齢	騎手	斤量	タイム	着差	通過順	上3F	人	単勝	体重	増減	調教師	賞金
１	8	8		タガノエスプレッソ	牡2	岩田康誠	55	1.35.1		03-03	33.8	5	7.9	442	-2	(栗)五十嵐忠	3600
２	8	9		アッシュゴールド	牡2	池添謙一	55	1.35.2	1/2	06-06	33.6	2	4.0	438	+6	(栗)池江泰寿	1400
３	2	2	◎	ナヴィオン	牡2	福永祐一	55	1.35.4	1 1/2	06-06	33.8	1	2.2	460	+4	(栗)橋口弘次	900
４	3	3		アルマワイオリ	牡2	勝浦正樹	55	1.35.6	1 1/4	03-03	34.3	3	5.6	468	+8	(栗)西浦勝一	540
５	5	5		レザンドゥオール	牡2	C.ルメー	55	1.35.7	1/2	01-01	34.6	7	31.0	502	+6	(美)武藤善則	360
６	1	1	○	ケツァルテナンゴ	牡2	浜中俊	55	1.35.8	3/4	08-08	34.1	4	7.4	482	+16	(栗)笹田和秀
７	4	4		グレイスフルワード	牝2	M.バルザ	54	1.35.8	ハナ	05-03	34.4	6	21.5	412	-12	(栗)牧田和弥
８	6	6		プリメラアスール	牝2	幸英明	54	1.36.0	1 1/4	02-02	34.8	8	33.5	486	-4	(栗)鈴木孝志
９	7	7		テイエムダンシング	牡2	和田竜二	55	1.36.6	3 1/2	08-08	34.7	9	111.4	460	+8	(栗)山内研二

LAP　12.6-11.4-12.0-12.8-12.3-11.4-11.2-11.4
通過　36.0-48.8-61.1-72.5　　上り　71.1-59.1-46.3-34.0　　平均　1F:11.89 / 3F:35.66
単勝　８ \790
複勝　８ \160 / ９ \140 / ２ \110
枠連　 8-8 \1,690 (6)
馬連　 08-09 \1,770 (6)
ワイド 08-09 \460 (6)/ 02-08 \280 (3)/ 02-09 \220 (2)
馬単　 08-09 \3,630 (14)
３連複 02-08-09 \970 (4/84)
３連単 08-09-02 \9,660 (32/504)