確たる本命馬がおらず人気も割れている混戦模様のフェアリーステークスであるが、本命はエクセレントビューとする。チチカステナンゴ産駒は中山芝1600mでの勝率が20%を超えているコース巧者である。回収率も単勝120%、複勝158%とベタ買いしていればプラスになるぐらい高い。エクセレントビュー自身このコースで新馬戦を勝っての重賞挑戦である。得意コースでこのメンバーなら重賞でも十分通用するだろう。鞍上が内田博幸というのも期待できる。

　対抗は牝馬ながら朝日杯フューチュリティステークスに出走したグリサージュ。牡馬相手なので９着に敗退したが、それでも同じく牝馬で３番人気に支持されたベルカントに先着している。牝馬ながら朝日杯に出走したということは中山芝1600mが得意だということだ。牝馬限定で格も落ちるこのレースなら勝ち負けだろう。

　その他の馬ではシーロア、リラヴァティ、オメガハートロック、イントロダクション、ケンタッキーミント、ホットランナーといった有力どころに流す。

　エクセレントビューを頭とした馬単で勝負するが、グリサージュは裏表を押さえておこう。