平安ステークスと言えば2003年のここの予想でスマートボーイを本命にして10万馬券を的中させたレースだ。実馬券でもその通りに買っていて儲けさせてもらった。その時の本命スマートボーイは2002年の平安Ｓも勝っており、４回出走して２勝を挙げている（なぜか１番人気の時には勝てなかったけど）。引退レースも2004年の平安Ｓであり、平安ステークスの顔であった。スマートボーイはダート1800mの重賞で５勝を挙げているダート1800mのスペシャリストだった。彼の引退後、私はこの平安ステークスのことを「スマートボーイ記念」と呼んでいた。

　と、ここまで昨年の平安Ｓの予想からの引用である。しかし、昨年からこの時期に移動し、距離も1800mではなく1900mに変更となった。もはやスマートボーイ記念とは呼べなくなった。せめて距離はそのままにしておいて欲しかった。一昨年までの東海Ｓと時期が一緒であり、中京コース改装等の関係で、2010〜2012年まではこのレースと同じ京都ダート1900mで東海Ｓが行われていた。実質的にはかつての東海Ｓが名前を変えた様なレースである。2010年以降の東海Ｓ＋平安Ｓは前走アンタレス組と相性が良く、今年のアンタレスＳもレベルが高かったので、アンタレスＳ組から狙ってみよう。

　今年のアンタレスＳで断然１番人気だったのはＪＣダートを勝ったことがありその他の大舞台でも堅実な走りを見せているニホンピロアワーズだ。アンタレスＳで、そのニホンピロアワーズ（３着）に先着した馬が２頭ここに出走している。素直にそれらの馬を狙うべきだろう。

　本命はアンタレスＳ勝ち馬のナムラビクター。準オープンを圧勝して挑戦した前走アンタレスＳではニホンピロアワーズに続く２番人気に支持された。その時点では重賞で通用するかどうかが半信半疑だったが、見事に勝利を物にした。今回も期待して良いだろう。

　相手はアンタレスＳで頭差２着のトウショウフリーク。昨年のこのレースは７着に敗退したが、その後BSNオープンを勝つと本格化し、安定した成績も残している。昨年よりもずっと力を付けた今なら好走は間違いない。

　というわけでアンタレスＳ１，２着馬の馬連で勝負だ！