明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。というわけで今年のＪＲＡ初重賞中山金杯の予想です。古来「一年の計は金杯にあり」と言われているのでここで当てたいところですね。特に今年は「金杯馬連」というものがあり馬連の配当が若干上乗せとなるので、ぜひとも馬連を当てたいところです。（と中山金杯の冒頭で書いた文章の使い回し。）

　京都金杯は1600mに距離短縮されてから荒れる傾向にあるが、今年は特に人気が割れている。確たる中心馬がいないからだ。それから極端な軽ハンデの馬もおらず、ハンデ戦だから混戦になっているというよりは、馬の能力自体が伯仲していると思われる。

　本命は昨年の勝ち馬マイネルラクリマ。「関東の騎手が乗る関東馬」はこのレースで活躍する傾向にある。昨年もマイネルラクリマ自身が勝っているし。昨年よりも3kg増えた58kgの斤量だが、昨年は福島記念、小倉記念というハンデＧIIIでも58kgの斤量で好走しており、悲観するほどではない。抜けた実力馬がいない分昨年よりも勝つ可能性は高いと思われる。昨年と同様の好走を期待したい。

　この時期の京都はＡコースを使用で、芝の生育の遅い冬であるためＢコースやＣコースで使われた外側よりも、使われなかった内側の方が馬場が良い。内枠の馬の方有利であり、特に開催初日に行われる京都金杯は過去10年７枠、８枠の連対がなく、過去７年間は３着すらない。そこで６枠より内側の有力馬に流すこととする。

　内枠の中で穴馬として面白いのは最低人気のタマモナイスプレイ。斤量は54kgではあるもののこれでも出走馬中最軽量。ハンデ戦といえば「軽いハンデの酒井騎手」が穴を開けることが多い。54kgだと酒井じゃなくても乗れる騎手は多いのだが、ハンデ戦の申し子が最軽量馬に騎乗してくるので狙ってみよう。年齢的に上積みはあまり期待できないが一発がありそうだ。その他にも内枠の馬を中心に手広く流す。