東京開催が2日連続中止で今週唯一の重賞だが、頭数が少ない上にメンバーも上位2頭を除いて手薄。上位2頭以外は実質500万条件だし。
その上位2頭は500万条件ながら後の活躍馬を出すことが多いエリカ賞を圧勝したバンドワゴンとオープン特別京都2歳Sを制したディープインパクト産駒のトーセンスターダムだ。
この2頭のうち、バンドワゴンを本命としよう。新馬戦では後に若駒Sを楽勝することになるトゥザワールド相手に完勝、そして前走は軽く追っただけで後続馬を突き放しそのまま5馬身の差をつけ楽勝しているように、能力は非凡である。また、重い馬場になることが予想されるが、重馬場ならホワイトマズル産駒の出番だ。トーセンスターダムも強い馬だが、そのトーセンスターダムにも楽勝する可能性すらある。
対抗はもちろんトーセンスターダム。格的に上位な上にディープインパクト産駒となれば、消すことはできない。1頭だけ強い馬がいるが、2着は確実だろう。
この2頭だけならほとんど儲からないので3着を絞って三連単で勝負することにする。三連単の相手は母が重賞で何度も3着となったエリモピクシーで兄2頭が重賞勝ち馬でもう1頭が重賞2着馬の良血サトノルパン。それから前走500万条件で惨敗したもののすでに重賞3着が2度もあるピークトラム。この2頭を三連単の相手とする。
|
|
逃げたバンドワゴンが直線に入ってから独走体勢だったので、そのまま勝つかと思っていたが、トーセンスターダムが猛追してきてゴール前に捉えて頭差で勝利をものにした。実質2頭立ての様なものだったが、最後にディープインパクト産駒のトーセンスターダムが捉えて無傷の3連勝で重賞制覇だ。
1,2着は裏目ってしまったが、3着に来たエイシンエルヴィンも押さえてなかった。上位2頭には1馬身差届かなかったものの、後続には3馬身差を付けていたのでこのメンバーではそこそこ強いのだろう。
外れ
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | 増減 | 調教師 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | ○ | トーセンスターダム | 牡3 | 武豊 | 56 | 1.47.6 | 05-05 | 34.7 | 2 | 2.5 | 490 | +10 | (栗)池江泰寿 | 3700 | |
2 | 5 | 5 | ◎ | バンドワゴン | 牡3 | 和田竜二 | 56 | 1.47.6 | 頭 | 01-01 | 35.5 | 1 | 1.5 | 516 | -4 | (栗)石坂正 | 1500 |
3 | 3 | 3 | エイシンエルヴィン | 牡3 | 秋山真一 | 56 | 1.47.8 | 1 | 05-05 | 34.9 | 6 | 62.0 | 500 | +16 | (栗)中尾秀正 | 930 | |
4 | 7 | 7 | △ | ピークトラム | 牡3 | 岩田康誠 | 56 | 1.48.3 | 3 | 04-04 | 35.6 | 4 | 25.3 | 482 | 0 | (栗)橋口弘次 | 560 |
5 | 8 | 8 | オールステイ | 牡3 | 国分恭介 | 56 | 1.48.3 | クビ | 02-02 | 35.8 | 8 | 127.8 | 484 | -2 | (栗)矢作芳人 | 370 | |
6 | 4 | 4 | △ | サトノルパン | 牡3 | 小牧太 | 56 | 1.48.4 | 3/4 | 08-08 | 34.9 | 3 | 11.5 | 452 | -2 | (栗)村山明 | |
7 | 2 | 2 | セセリ | 牡3 | 岡部誠 | 56 | 1.48.7 | 1 3/4 | 03-02 | 36.2 | 7 | 96.9 | 504 | +2 | (栗)森秀行 | ||
8 | 8 | 9 | ブラックカイト | 牡3 | 池添謙一 | 56 | 1.48.8 | 3/4 | 07-07 | 35.7 | 5 | 42.8 | 458 | -2 | (栗)境直行 | ||
9 | 6 | 6 | ダンツキャノン | 牡3 | 藤田伸二 | 56 | 1.50.3 | 9 | 09-09 | 36.4 | 9 | 247.7 | 516 | 0 | (栗)谷潔 |