「ラジオNIKKEI杯」という昨年まで暮れの名物2歳重賞と同じ名前を冠するレースであるが、何故か「第1回」である。ちなみに昨年までのラジオNIKKEI杯は「ホープフルステークス」と改称になった。
オープン特別時代は毎年のように少頭数のレースだったが重賞に格上げとなった今年もやはり少頭数のレースだ。かといって能力的に未知数な馬が多い2歳戦で、しかも一線級は別のところにまわることが多い「谷間の新設重賞」なのでガチガチに堅いということもないだろう。というよりも頭数の割には人気が分散していて、これといって絶対視できる馬はいない。頭数は少ないものの穴っぽい所を狙ってみるのも良いだろう。
本命はヴィルシーナの弟シュヴァルグラン。血統的に魅力的な馬である。しかも今回は内田博幸騎手に乗り替わりであり、勝負がかりであることが伺える。新馬戦で負けたせいか人気の盲点になっており狙い目だ。
相手は重賞4着の実績があるフローレスダンサー、2連勝でオープン勝ちのダノンメジャー、エイシンライダーといった有力馬を狙おう。それから武豊騎手が騎乗する1番人気馬ティルナノーグも念のために押さえておこう。
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先に抜け出したベルラップが粘り勝ちを見せた。ゴール寸前では外からダノンメジャー、内からシュヴァルゲランが伸びてきたが、ベルラップも止まることなく先頭をキープしたままゴールイン。クビ差で後続を退けた。
2着は▲ダノンメジャーで、3着が我が本命のシュヴァルゲラン。シュヴァルゲランは良い脚で差してきていたし、ダノンメジャーも一旦並ばれても二の脚を使って交わしたが、しぶとく粘る勝ち馬を獲らえることはできなかった。
外れ
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | 増減 | 調教師 | 賞金 |
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1 | 6 | 6 | ベルラップ | 牡2 | W.ビュイ | 55 | 2.04.8 | 03-03-03-03 | 34.8 | 6 | 19.5 | 490 | -2 | (栗)須貝尚介 | 3200 | ||
2 | 3 | 3 | ▲ | ダノンメジャー | 牡2 | 小牧太 | 55 | 2.04.8 | クビ | 06-06-06-06 | 34.4 | 2 | 4.3 | 478 | 0 | (栗)橋口弘次 | 1300 |
3 | 5 | 5 | ◎ | シュヴァルグラン | 牡2 | 内田博幸 | 55 | 2.04.9 | クビ | 07-07-08-08 | 34.3 | 5 | 15.1 | 468 | 0 | (栗)友道康夫 | 800 |
4 | 1 | 1 | ○ | フローレスダンサー | 牝2 | 川田将雅 | 54 | 2.05.1 | 1 1/4 | 05-05-05-03 | 34.9 | 4 | 9.3 | 484 | -2 | (栗)松田博資 | 480 |
5 | 8 | 8 | アイオシルケン | 牡2 | 和田竜二 | 55 | 2.05.3 | 1 1/2 | 01-01-01-01 | 35.6 | 7 | 93.2 | 464 | 0 | (栗)西橋豊治 | 320 | |
6 | 2 | 2 | × | エイシンライダー | 牡2 | P.ブドー | 55 | 2.05.3 | ハナ | 02-02-02-02 | 35.4 | 3 | 7.3 | 500 | 0 | (栗)沖芳夫 | |
7 | 7 | 7 | △ | ティルナノーグ | 牡2 | 武豊 | 55 | 2.05.5 | 1 1/2 | 07-07-06-06 | 35.2 | 1 | 1.5 | 466 | +4 | (栗)松永幹夫 | |
8 | 4 | 4 | テイエムダンシング | 牡2 | 小林徹弥 | 55 | 2.06.0 | 3 | 03-03-03-03 | 35.9 | 8 | 143.6 | 460 | 0 | (栗)山内研二 |