新潟記念は夏のハンデ重賞の中でも特に荒れるレースである。新潟競馬場といえば比較的堅めに収まることが多いイメージがあるが、この新潟記念に限って言えばとにかく荒れまくる。過去10年で１番人気は０勝で２着が１回あるだけだ。馬連万馬券も５回出ている。穴を狙ったほうが良さそうだ。

　本命はアドマイヤタイシ。重賞は未勝利だが２着が５回の実績を残している。前走の函館記念は前が止まるペースに呑まれて惨敗だったが、その前の鳴尾記念はハナ差の２着。まだまだ衰えていない。2009年〜2012年まで毎年の様に７歳馬が連対していて、昨年は７歳馬の出走なし。近年は７歳馬が活躍するレースとなっている。うまいぐらいに人気を落としているアドマイヤタイシこそが狙い目である。

　相手は手広く流す。いくら荒れるハンデ戦といってもさすがに前走ＧIII以下のレースで10番人気以下で着順も10着以下の馬はまず来ないので、それ以外の馬に手広く流そう。