先週開催予定だったが雪のため中止で仕切り直しの東京新聞杯。今週も東京競馬は土日とも中止で凄いことになっている。東京でここまで雪が降るのはかなり珍しいが、週末に限って雪が降るなんて。これを書いている時点でまだダート変更の可能性もゼロではないが「芝で実施される」という前提での予想をしよう。

　この東京新聞杯は牝馬や７歳以上の馬は不振の傾向にあるので、６歳以下の牡馬の中から狙おう。

　本命は東京芝1600mで４戦４勝のサトノギャラント。東京コースではとにかく走る。青葉賞こそ2400mという距離が向かなかったのか惨敗しているが、マイルなら重賞でも通用するだろう。東京に限らず2000m以下なら大崩れはしない馬であり、実績のある府中マイルなら信頼して良い。

　対抗は昨年のこのレースの覇者クラレント。この馬も東京の芝1800m以下では安定した成績を残している。コース適性を考えて対抗とする。

　もう１頭東京コース３戦３勝のエールブリーズを押さえておこう。今回は距離延長で３歳春以降は経験のない1600mだが、距離が伸びてもマイル程度なら通用する筈。このレースは前走から距離短縮となる馬は不振だが、距離が伸びた馬は大丈夫なレースだ。他の競馬場よりもスタミナを要するといわれる東京芝1600mコースであるが、このレースに限って言えば短距離タイプの馬が活躍する傾向にある。