一昨年の勝ち馬で昨年２着のホエールキャプチャが注目を集めているが、休み明けというのが気がかりである。ヴィクトリアマイルは創設以来休み明けの馬は不利であり、中９週以上間隔の開いた馬は[0,0,0,9]と馬券にすらなっていない。また、６歳以上の馬も[0,0,2,27]と不振である。そこで、レース実績はあるもののデータからホエールキャプチャは消しである。

　本命は４歳馬メイショウマンボ。３歳時の昨年はオークス、秋華賞、エリザベス女王杯と牝馬ＧＩで３勝を挙げている。1600mの桜花賞は惨敗だったので距離不安説もあるが、桜花賞時点ではまだ成長途上だったのが敗因と思われる。本格化した今ならマイルＧＩでも牝馬限定戦なら問題ないだろう。

　相手は穴っぽいところでは一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの覇者ローブティサージュを挙げる。その後不振が続いたので早熟なのではと思われていたが、前走の阪神牝馬Ｓで勝ち馬とタイム差なしの３着に好走と復活の兆しを見せた。まだまだ衰えていない４歳馬に期待しよう。

　その他の馬ではストレイトガール、デニムアンドルビー、ラキシス、スマートレイアー、ヴィルシーナ、フーラブライド、ウリウリと有力どころに流そう。前述の通り有力馬の中でもホエールキャプチャは消すこととする。