弥生賞といえば堅い重賞で１番人気馬が必ず連に絡むことで有名だったが、ここ２年は１番人気馬が馬券圏内から外れている。３年前は１番人気馬が勝ったものの２着が人気薄。ここ３年だけみれば傾向が変わってきている様にも思える。

　しかし、今年は１頭抜けた馬がいる。前売りでダントツ１番人気のトゥザワールドだ。黄菊賞をレコード勝ちするとオープンの若駒Ｓもあっさり勝利。能力的にはこのメンバーでは抜けている。もともとは弥生賞は１番人気馬がしっかり勝つ（最低でも連を確保する）ようなレースだし、素直に信じて本命にしよう。

　問題は相手である。トゥザワールド以外のメンバーは混戦模様だ。人気馬を軸にするので相手を絞らなければならないが、ここは能力・実績がある馬で、なおかつここで皐月賞の権利を確保しておきたい馬を狙おう。

　というわけで京成杯３着のアデイインザライフを対抗とする。１勝馬で重賞でも２着以内には入っていないので収得賞金は400万円だが、京成杯を見ている限り皐月賞でも通用しそうな馬である。賞金的には400万だと確実に出走できるとは限らないので、ここで権利を確保しておく必要がある。ここは勝負をかけてくるだろう。しかもディープインパクト産駒は重賞に強いときたら出走馬中唯一のディープインパクト産駒のアデイインザライフは狙うべきだ。

　トゥザワールドとアデイインザライフの馬連１点で勝負！