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2015年 5月 3日(日) 3回京都4日目 15:40発走
11R 第151回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 3200m・外 17頭立

 本命は3年連続阪神大賞典制覇のゴールドシップ。不安定な馬で、ここ2年阪神大賞典を勝ち春の天皇賞で敗れてその後宝塚記念を勝つというパターンなので、過去2年と同じパターンだとするとここは消して宝塚記念で勝負すべきだろう。しかし、実は昨年までとはローテーションが違う。昨年までは有馬記念後休養に入り、阪神大賞典で復帰、その後天皇賞というパターンだった。しかし、今年は有馬記念が海外遠征明けだったこともあってか、その後も休まずにアメリカJCCを使ってきた。そこで惨敗を喫したのだが、阪神大賞典で復活。2走ボケしやすい馬なので2走目に惨敗する。それが昨年までは春天だったのだが、今年はAJCCが2走目にあたる。春天を見据えたローテーションだろう。この馬にとっても既に2勝している宝塚記念を勝つよりもまだ勝っていない春天を買った方が種牡馬入り後の泊が付くだろう。阪神大賞典勝ちだけ見れば以前と同じだが、今年は春天を狙いにきていると見て良い。というわけでゴールドシップを本命としよう。

 相手筆頭はアドマイヤデウス。古馬になると日経新春杯を勝つと日経賞も制して本格化。日経賞は強い内容だった。ゴールドシップの手綱を取ってきた岩田騎手が乗るというのも心強い。

 その他では菊花賞2着馬のサウンズオブアースと昨年のこのレースで2着&一昨年3着のウインバリアシオンを狙おう。それから1番人気馬は過去10年で別格のディープインパクトを除くと連対していないので買いづらいが、実力を考えると無視できないキズナも一応押さえておこう。

結論
[馬連]
01-(15,17) ・・・1000pts
01-13 ・・・ 700pts
01-16 ・・・ 300pts
B馬名性齢騎手斤量
B1 1ゴールドシップ 牡6 *横山典弘58
1 2 カレンミロティック セ7 *蛯名正義58
2 3 ネオブラックダイヤ 牡7 *秋山真一58
2 4 ラストインパクト 牡5 *川田将雅58
3 5 タマモベストプレイ 牡5 津村明秀58
3 6 ホッコーブレーヴ 牡7 *幸英明 58
4 7 トーセンアルニカ 牝5 *池添謙一56
4 8 スズカデヴィアス 牡4 藤岡佑介58
B5 9 クリールカイザー 牡6 *田辺裕信58
510 ラブリーデイ 牡5 *C.ルメー58
611 フーラブライド 牝6 酒井学 56
612 デニムアンドルビー 牝5 浜中俊 56
713キズナ 牡5 武豊 58
714 フェイムゲーム 牡5 北村宏司58
815サウンズオブアース 牡4 *内田博幸58
816 ×ウインバリアシオン 牡7 福永祐一58
817アドマイヤデウス 牡4 岩田康誠58

レース後のコメント

 レースが始まる前からゴールドシップはゲート入りに手こずっていた。やっとの思いで係員がゲートに入れてレースがスタートした。ゲートの出はまともだったが、後方に下げてポツンと最後方を追走。しかし、1周目の正面でジワジワと上がっていき、1〜2コーナーを回って向正面に入ったところでマクリ気味にスパートを開始した。3〜4コーナーを4番手で追走して、直線ではさらにスパートして勝利を物にした。破天荒なレースぶりだった。普通の馬ではできない芸当である。1周目の直線では外に出していたが、これはゲート入りで嫌気が差して走る気を無くしていたゴールドシップに敢えてスタンドの歓声を浴びせることでゴールと勘違いさせたのだろう。そして、1周目のゴール板通過後再び気が緩んだので向正面でのラストスパート。馬も凄い馬だが騎手の作戦も型破りだ。予想は外れてしまったが、観ていて面白いレースだった。この馬が1番人気にならないんだったら単勝を押さえておくべきだった。

 そのゴールドシップにクビ差まで迫ったのがフェイムゲーム。ほぼ直線だけの競馬で見事な末脚を繰り出してきた。ゴールドシップを抜き去るかの勢いでゴールを駆け抜けたがクビ差届いていなかった。長距離適性あるのは分かるが、前走ダイヤモンドステークスの馬が春天で来るとは思わなかったのでノーマークだった。3200mの長丁場で約2800m走った後であの末脚を発揮できるのだからスタミナが豊富なのだろう。さすがはダイヤモンドSを2連覇した馬である。

 3着はカレンミロティック。道中先行から4角で先頭に立って粘っていたが、最後に詰めの甘さが出て3着。常に善戦する安定した馬だが惜敗続きだ。

 ウインバリアシオンは残り1ハロンあたりまでは期待のできるレースをしていたが、その後故障を発生して、完走はしたものの入線後に騎手が下馬。左前浅屈腱不全断裂のため競走能力喪失との発表された。GIを勝てる能力がありながら生まれた年も悪くGI未勝利のまま引退とは残念だ。種牡馬としてもオルフェーヴルの良きライバルであって欲しい。

 対抗に推したアドマイヤデウスは15着に敗退。2500mまではしっかりこなしていたが、やはりWoodman系のアドマイヤドン産駒には3200mの距離は厳しのかな…。

外れ



2015年 5月 3日(祝) 3回京都4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第151回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 3200m 17頭立
馬名性齢騎手斤量タイム着差通過順上3F単勝体重増減調教師賞金
11ゴールドシップ牡6横山典弘 58 3.14.714-14-03-0435.0 24.6510 +2(栗)須貝尚介15000
714 フェイムゲーム牡5北村宏司 58 3.14.7クビ10-09-11-1034.5 722.6456 0(美)宗像義忠6000
12 カレンミロティックセ7蛯名正義 58 3.14.8 3/402-02-03-0135.31030.5454 0(栗)平田修3800
24 ラストインパクト牡5川田将雅 58 3.14.9クビ13-13-16-1434.4 512.5492 +2(栗)松田博資2300
23 ネオブラックダイヤ牡7秋山真一 58 3.15.0 1/211-11-12-1034.816191.8518 +8(美)鹿戸雄一1500
36 ホッコーブレーヴ牡7幸英明 58 3.15.0ハナ08-08-08-0735.11131.6474 -6(美)松永康利 
713キズナ牡5武豊 58 3.15.21 1/417-15-12-1034.9 13.3504 -2(栗)佐々木晶 
510 ラブリーデイ牡5C.ルメー 58 3.15.2クビ04-04-05-0435.5 824.9494 -4(栗)池江泰寿 
815サウンズオブアース牡4内田博幸 58 3.15.4106-06-08-0735.5 46.2496 -4(栗)藤岡健一 
10612 デニムアンドルビー牝5浜中俊 56 3.15.61 1/416-15-15-1635.0 926.3448 -4(栗)角居勝彦 
11611 フーラブライド牝6酒井学 56 3.15.6クビ12-12-12-1435.214109.2480 -4(栗)木原一良 
12816×ウインバリアシオン牡7福永祐一 58 3.15.8 3/408-09-10-0935.6 615.8528 +2(栗)松永昌博 
1347 トーセンアルニカ牝5池添謙一 56 3.16.3314-15-17-1735.417203.8456 -6(美)木村哲也 
1435 タマモベストプレイ牡5津村明秀 58 3.16.4 1/204-05-05-0636.715141.2480 +4(栗)南井克巳 
15817アドマイヤデウス牡4岩田康誠 58 3.17.5706-06-07-1037.4 35.4470 -2(栗)橋田満 
1659 クリールカイザー牡6田辺裕信 58 3.17.8201-01-01-0238.41255.2486 -8(美)相沢郁 
1748 スズカデヴィアス牡4藤岡佑介 58 3.17.9クビ02-02-02-0238.41359.0500 -4(栗)橋田満 

LAP 12.7-11.4-12.0-12.5-12.8-12.2-12.1-12.8-12.4-12.3-12.5-12.0-11.7-11.8-11.5-12.0
通過 36.1-48.6-61.4-73.6  上り 71.5-59.0-47.0-35.3  平均 1F:12.17 / 3F:36.51
単勝  1 \460
複勝  1 \260 / 14 \630 / 2 \610
枠連  1-7 \690 (3)
馬連  01-14 \6,060 (22)
ワイド 01-14 \2,300 (29)/ 01-02 \2,460 (36)/ 02-14 \6,010 (61)
馬単  01-14 \8,480 (30)
3連複 01-02-14 \57,160 (165/680)
3連単 01-14-02 \236,300 (678/4080)

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