明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。というわけで今年のＪＲＡ初重賞中山金杯の予想です。古来「一年の計は金杯にあり」と言われているのでここで当てたいところですね。

　さて、中山金杯はハンデ戦の割に堅く収まりやすく、特に斤量を背負った馬が活躍するレースである。ハンデ戦らしからぬ、「実力通りに決まってしまう」ことが多いレースだ。金杯が東西2000mで行われていた時代は東の方がよく荒れていたのだが、京都のほうが1600mになってからはメンバーの層が厚くなったせいか堅く収まっている。

　というわけで堅めのところを狙ってみる。本命は中山で４勝、そのうち芝2000mコースで２勝を挙げているマイネルミラノ。一昨年まではパッとしない馬だったのだが、昨年はうって変わって６戦連続連対中である。重賞初挑戦だが勢いがあるので、ハンデＧIIIならこのまま一気に駆け上がるだろう。

　対抗は中山では４戦３勝３着１回で、しかもＧＩを２勝しているロゴタイプ。近走はあまりパッとしない成績だが、得意の中山で相手のレベルも下がるＧIIIなら復活するだろう。C.デムーロ騎手の起用も魅力的だ。ただし、近走成績が落ち目なのに対して58kgという斤量は重いので評価をちょっとだけ下げた。

　もう１頭中山金杯２年連続連対中のベリー騎手が騎乗するラブリーデイも押さえておこう。一昨年は有馬記念に出走するような馬だったが、今年は手堅く金杯を使ってきた。勝ちに来ているのだろう。金杯が得意な騎手を起用してきているので期待しよう。

　なお、今年も金杯馬連が実施され、馬連の配当が上乗せとなる。昨年も金杯馬連が実施されたが、中山金杯を的中させたものの蓋を開けていると何故か枠連の方が配当が良かった。今年もこれを書いている時点で馬連1-2よりも枠連1-1の方がオッズが高い。この予想は馬連で買い目を書くが、実際の馬券はレース直近のオッズと相談して枠連にするかも。