今年のきさらぎ賞は8頭立ての少頭数のレースとなった。人気を集めているのは関東牝馬のルージュバックだが、そもそも関東牝馬という時点で人気ほど信頼はできない。
というわけでオルフェーブルやドリームジャーニーの全弟である良血馬アッシュゴールドを軸にする。朝日杯では不発だったが、血統的にかなりの素質を秘めているはず。立て直した今回は見なおしてみよう。血統的に長距離タイプなので距離が伸びるのは好材料だ。先日急逝した種牡馬ステイゴールドを弔う意味でも、ここで決めてもらいたい。
相手はポルトドートウィユ、レガッタといった底を見せていないディープインパクト産駒2頭が中心だが、関東牝馬でありながら果敢に関西の重賞に挑戦する前述のルージュバックも一応押さえておこう。
頭数が少なく大きく紛れる可能性も少ないことから三連単で狙おう。
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少頭数ゆえに紛れがなく順当に決まるのか。1,2,3番人気がそれぞれ1,2,3着と人気通りの結果となった。当然のように配当は安い。
ルージュバックがあっさり勝利。牝馬のきさらぎ賞勝利は51年ぶりだそうだ。3番手から直線入口でポルトドートウィユと並ぶようにスパートを始めたが、その後は突き離す一方で2馬身差の完勝。牡馬相手にこれだけのレースをするのだからかなり強い。女傑と言われるまでになる予感がする。
2着はポルトドートウィユ。直線で勝ち馬に並んで追い出したが、差は開く一方だった。勝った馬が強すぎたということろか。
我が本命のアッシュゴールドは3着。最後まで脚を使ったが、位置取りが後ろだったせいもあり、前を獲らえることはできなかった。おとなしく三連複にすれば良かったのか、と一瞬思ったがそれだと安すぎて儲からないか。
外れ
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | 増減 | 調教師 | 賞金 |
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1 | 3 | 3 | △ | ルージュバック | 牝3 | 戸崎圭太 | 54 | 1.48.6 | 03-03 | 34.4 | 1 | 1.7 | 450 | 0 | (美)大竹正博 | 3700 | |
2 | 5 | 5 | ○ | ポルトドートウィユ | 牡3 | 武豊 | 56 | 1.48.9 | 2 | 05-03 | 34.5 | 2 | 3.6 | 482 | +6 | (栗)高野友和 | 1500 |
3 | 4 | 4 | ◎ | アッシュゴールド | 牡3 | 池添謙一 | 56 | 1.49.1 | 1 | 05-06 | 34.6 | 3 | 6.0 | 440 | +4 | (栗)池江泰寿 | 930 |
4 | 8 | 8 | グリュイエール | 牡3 | A.シュタ | 56 | 1.49.1 | クビ | 08-08 | 34.5 | 6 | 19.1 | 470 | 0 | (栗)藤原英昭 | 560 | |
5 | 1 | 1 | ムーンクレスト | 牡3 | 太宰啓介 | 56 | 1.49.2 | クビ | 05-06 | 34.7 | 7 | 108.9 | 448 | 0 | (栗)本田優 | 370 | |
6 | 2 | 2 | ネオスターダム | 牡3 | 浜中俊 | 56 | 1.49.3 | 3/4 | 01-01 | 35.6 | 5 | 17.1 | 480 | 0 | (栗)石坂正 | ||
7 | 6 | 6 | ▲ | レガッタ | 牡3 | 四位洋文 | 56 | 1.50.3 | 6 | 04-05 | 36.0 | 4 | 8.4 | 466 | -2 | (栗)昆貢 | |
8 | 7 | 7 | エメラルヒマワリ | 牝3 | 幸英明 | 54 | 1.51.9 | 10 | 02-02 | 38.1 | 8 | 157.4 | 436 | +8 | (栗)服部利之 |