札幌開幕週の重賞であり、内枠の先行馬有利なレースである。
その先行馬の中から3歳馬のノットフォーマルを狙ってみよう。桜花賞5着の実績馬である。今回は53kgの軽量で出走できることが大きい。オークスは直線の長い東京競馬場で逃げたことと距離が長すぎたことがあり惨敗だったが、距離が短縮され、平坦小回りの開幕週だとこの馬の先行力が活きてくる筈だ。
相手は内枠に有力馬が揃ったので内枠の馬に流す。ただし、最内枠のフーラブライドは消し。56kgの斤量と人気を背負っているが、56kg以上の馬は過去10年で[0,0,0,6]とまず馬券にならない。人気で消えてくれるおいしいパターンなので、データに従って消すこととする。
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開幕週で先行有利と読んだのだが7番人気の伏兵メイショウスザンナが差しきり勝ちを収めた。人気薄で何度か激走している馬だし、人気が無くても侮れない一頭だった。松田騎手も北海道では別人のように上手い騎手である。今年19年目にして初めて重賞を勝った騎手が、得意の北海道でも重賞を制覇した。
2着は1番人気のレッドリヴェール。好位に付けて直線で先頭に立ち、そのまま勝ちきるかと思われたが、最後にメイショウスザンナに差されてクビ差の2着だった。
我が本命ノットフォーマル惜しくも4着。ハナに行って直線で突き離した時は獲ったと思ったのだが、残り100mあたりで失速してしまった。ハナは切れたが2番手に付けたフレイムコードにピッタリと付けられて楽には逃げさせてもらえなかったのが、最後に力尽きる要因となったのであろう。
まあ、仮にノットフォーマルがバテずに勝ったとしてもメイショウスザンナが来るようでは結局はハズレなのだが。
外れ
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | 増減 | 調教師 | 賞金 |
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1 | 8 | 10 | メイショウスザンナ | 牝6 | 松田大作 | 55 | 1.47.1 | 09-09-07-07 | 34.1 | 7 | 32.5 | 470 | -2 | (栗)高橋義忠 | 3500 | ||
2 | 2 | 2 | ○ | レッドリヴェール | 牝4 | C.ルメー | 55 | 1.47.1 | クビ | 04-03-03-03 | 34.6 | 1 | 2.0 | 430 | 0 | (栗)須貝尚介 | 1400 |
3 | 6 | 6 | △ | イリュミナンス | 牝5 | 横山典弘 | 55 | 1.47.3 | 1 1/4 | 02-03-04-04 | 34.6 | 4 | 7.0 | 488 | -2 | (栗)松永幹夫 | 880 |
4 | 4 | 4 | ◎ | ノットフォーマル | 牝3 | 黛弘人 | 52 | 1.47.3 | 頭 | 01-01-01-01 | 35.3 | 6 | 12.0 | 450 | -6 | (美)中野栄治 | 530 |
5 | 5 | 5 | △ | フレイムコード | 牝6 | 福永祐一 | 55 | 1.47.4 | 1/2 | 02-02-02-02 | 35.3 | 5 | 8.4 | 472 | +10 | (栗)谷潔 | 350 |
6 | 7 | 7 | レイヌドネージュ | 牝5 | 横山和生 | 55 | 1.47.4 | ハナ | 10-10-10-10 | 34.0 | 8 | 40.7 | 488 | -6 | (美)菊沢隆徳 | ||
7 | 3 | 3 | ▲ | ブランネージュ | 牝4 | 藤岡康太 | 55 | 1.47.6 | 1 1/4 | 04-05-04-04 | 34.9 | 3 | 6.0 | 476 | -4 | (栗)藤岡健一 | |
8 | 1 | 1 | フーラブライド | 牝6 | 酒井学 | 56 | 1.47.6 | ハナ | 06-06-04-06 | 34.8 | 2 | 5.3 | 476 | -4 | (栗)木原一良 | ||
9 | 7 | 8 | ショウナンバーキン | 牝5 | 吉田隼人 | 55 | 1.47.6 | クビ | 07-07-07-08 | 34.6 | 9 | 118.5 | 482 | +12 | (栗)中村均 | ||
10 | 8 | 9 | ソロデビュー | 牝6 | 加藤祥太 | 55 | 1.48.3 | 4 | 07-07-07-08 | 35.3 | 10 | 204.0 | 484 | -14 | (栗)山内研二 |