青葉賞の過去10年のデータを見ると１番人気馬は休み明けの馬（＆前走500万で負けてる馬）以外は非常に信頼できるのだが、休み明けの馬は凡走している。そもそも人気にかかわらず２ヶ月以上の休み明けの馬は馬券になっていない。前売り１番人気はプロディガルサンなのだが、東京スポーツ杯（３着）以来半年ぶりの出走である。休養明けの馬は来ない傾向にあるので、その馬を切って別の馬を狙おう。といっても思い切った穴狙いではなく割と堅いところを狙うのだが。

　本命はヴァンキッシュランとする。２走前は降着になったもののレーヴァテインに競り勝ち、東京芝2400mでパフォーマンスを発揮した実績からここでも期待できる。前走は阪神芝2400mの500万条件アザレア賞を勝ち、オープンに駒を進めた。主戦のデムーロ騎手の騎乗停止は残念だが実績のあるこのコースでダービーの出走権の確保に期待しよう。

　対抗は、そのヴァンキッシュランが降着になったレースの１着馬レーヴァテインとする。繰り上がりの１着だが、不利を受けた当事者であり、不利さえなければ先着できた可能性が高い。直線で２度ほどぶつけられてもクビ差に粘った。今回は３ヶ月弱ぶりの出走である。休み明けの馬は来ない傾向にあるので本命ではなく対抗としたが、これぐらいの間隔ならギリギリ大丈夫だろう。

　両馬とも東京芝2400mの500万条件を使っていることから、ダービーを意識した使い方と思われる。そこで甲乙付けがたい良績を残しているのだから、ぜひともここでダービーの出走権を獲りたいだろう。２頭の馬連一点勝負としよう。