前走ルメール騎手が騎乗した馬が3頭出走する。その中で、今回もルメール騎手が継続騎乗するディーパワンサを本命とする。ルメールが選んだ馬だということもポイントが高いが、1600mのオープンを勝っているということが非常に大きい。このレースが11月に移った2014年以降、連対馬は全て1600m勝ちがある。たった2年間の傾向なので、それが絶対条件とは言えないが、同じ距離で実績を出しているというのは好材料だ。ましてそれがオープン特別となれば、信頼していいだろう。
相手筆頭は川田騎手が前走乗った2頭の馬から選んだタイセイスターリー。新馬戦の勝ち方が強かったし、ここでも期待できる。
もう1頭武豊が騎乗するサングレーザーも相手に押さえておく。デビュー戦は3着に敗れたが、それは不良馬場のせいである。2戦目は出負けしたものの強い勝ち方で勝利を物にした。スタートに難はありそうだが、能力は高いだろう。
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ルメールが選んだ馬を狙ったのだが、勝ったのは前走ルメールだが今回は福永に乗り替わりのジューヌエコールだった。直線で伸びて、逃げるボンセルヴィーソをゴール寸前で捉えて勝利を物にした。この馬の場合、新馬戦は福永が乗っていたのでルメールが選ばなかったのではなく、元々福永のお手馬で前走は代打騎乗でルメールが乗っていたとみなすのが正しいのか。
2着は逃げたボンセルヴィーソが粘った。逃げたら楽に逃げさせてもらったという好走の理由は挙げられるが、そもそも馬柱を見てもどの馬が逃げるのがかわからないのがこの時期の2歳戦の難しいところだ。
我が本命ディーパワンサは最後によく伸びてきたが、3着のサングレーザーに並んだところでゴール(結果はクビ差で4着)。サングレーザーは前半でかかっていたが、それでも馬券圏内には入れた。能力自体は高いのだろう。
1番人気のタイセイスターリーは出遅れた上に、道中も直線も外へ外へと行ってまっすぐ走らず8着に惨敗。気難しさが出たか。
外れ
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | 増減 | 調教師 | 賞金 |
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1 | 6 | 6 | ジューヌエコール | 牝2 | 福永祐一 | 54 | 1.34.6 | 03-03 | 33.6 | 2 | 3.6 | 490 | +2 | (栗)安田隆行 | 3800 | ||
2 | 3 | 3 | ボンセルヴィーソ | 牡2 | 松山弘平 | 55 | 1.34.6 | クビ | 01-01 | 34.1 | 8 | 54.5 | 468 | -2 | (栗)池添学 | 1500 | |
3 | 7 | 8 | ▲ | サングレーザー | 牡2 | 武豊 | 55 | 1.34.7 | 1/2 | 03-03 | 33.8 | 4 | 5.8 | 472 | -2 | (栗)浅見秀一 | 950 |
4 | 7 | 7 | ◎ | ディーパワンサ | 牝2 | C.ルメー | 54 | 1.34.7 | クビ | 05-06 | 33.6 | 3 | 4.6 | 432 | +10 | (栗)松下武士 | 570 |
5 | 8 | 9 | ベルカプリ | 牝2 | 池添謙一 | 54 | 1.34.8 | 1/2 | 02-02 | 34.1 | 6 | 13.4 | 460 | -2 | (栗)西浦勝一 | 380 | |
6 | 2 | 2 | リナーテ | 牝2 | 浜中俊 | 54 | 1.35.1 | 1 1/2 | 08-08 | 33.7 | 5 | 8.4 | 460 | -8 | (栗)須貝尚介 | ||
7 | 5 | 5 | ビーカーリー | 牝2 | 国分恭介 | 54 | 1.35.4 | 1 3/4 | 10-09 | 33.8 | 10 | 97.2 | 456 | +2 | (栗)西村真幸 | ||
8 | 1 | 1 | ○ | タイセイスターリー | 牡2 | 川田将雅 | 55 | 1.35.5 | 1/2 | 06-07 | 34.3 | 1 | 2.9 | 530 | +8 | (栗)矢作芳人 | |
9 | 8 | 10 | サンライズソア | 牡2 | 幸英明 | 55 | 1.35.9 | 2 1/2 | 06-05 | 34.9 | 7 | 53.3 | 504 | 0 | (栗)河内洋 | ||
10 | 4 | 4 | ユノディエール | 牡2 | 四位洋文 | 55 | 1.36.0 | 1/2 | 08-09 | 34.6 | 9 | 82.2 | 438 | +8 | (栗)岡田稲男 |