明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。というわけで今年のＪＲＡ初重賞中山金杯の予想です。古来「一年の計は金杯にあり」と言われているのでここで当てたいところですね。

　最近は堅く収まることが多くなった中山金杯であるが、昔は軽ハンデの馬が穴を開けることが多いレースだった。今年は久々に期待できそうな穴っぽい馬がいるのでその馬を本命としてみよう。

　本命は53kgで酒井騎手が騎乗するスピリッツミノルとする。酒井騎手といえば軽ハンデでよく穴を開ける騎手である。ハンデが軽くても乗れる騎手の中ではかなり巧い騎手なのだろう。酒井はほとんど関西で乗っている騎手なのだが、今回は京都ではなく中山での騎乗である。あまり関東遠征しない騎手がわざわざ乗りに来るということだけでも陣営の期待度が伺える。近走はイマイチだがまだ４歳なので成長の余地はあるし、今回は前に行く馬がおらずペースが遅くなりそうなので、逃げ馬のこの馬には展開が向くだろう。軽ハンデ・人気薄の逃げ馬はマークもされづらく穴を開けることがよくある。メンバー的に今回は逃げるだろうから、逃げ粘りに期待して狙ってみよう。

　対抗は12月に３週連続重賞制覇と勢いのある角居厩舎＆デムーロ騎手コンビのフルーキー。特にデムーロは４週目も別厩舎の馬であるが重賞３戦１勝２着２回と波に乗っている。フルーキー自体チャレンジカップを勝って勢いに乗っているし、今回はトップハンデとはいえ重賞を勝った前走より0.5kg増えただけなので素直に期待したい。

　▲はここ３年毎年連帯している中山金杯男ベリー騎手が騎乗のベルーフ。このコースで重賞を勝っている馬であり、鞍上が鞍上なので狙ってみよう。

　狙いはスピリッツミノルからの馬連総流しがメインだが、フルーキー−ベルーフという縦目も押さえておこう。