神戸新聞杯はもともとダービー上位馬が強いレースだが、今年はダービーの１〜５着が皐月賞の１〜５着でもあり、フロックで上位に食い込んだのではなく真に強い馬が上位に来たといえる。ここでもその実績を信用して良いだろう。特にダービー最先着馬はほぼ確実に連に絡んでくる。

　本命はダービー２着馬のサトノダイヤモンド。ダービー馬マカヒキが凱旋門賞挑戦のため海外遠征していているため、菊花賞最有力候補である。皐月賞も３着であるが、その皐月賞勝ち馬のディーマジェスティ（ダービーは３着）が先週のセントライト記念を快勝したので、それに続くトライアル勝利が期待される。今年の３歳牡馬ではマカヒキ、ディーマジェスティと並ぶ三強の一角なので、ここはあっさり勝つことに期待したい。

　対抗は皐月賞・ダービーともに４着のエアスピネル。春のクラシック２戦ともに４着という実績は本命馬を除くとこのメンバーでは抜けた実績だ。大崩れしないタイプの馬であり、ここは無難に２着を確保するだろう。

　この２頭の馬連や馬単は前売り２倍台。それだと儲からないのでさらに３着を絞って３連単で狙いたい。

　三連単の相手筆頭は阿寒湖特別で古馬相手に５馬身差の圧勝をしたカフジプリンス。阿寒湖特別を３歳で勝った馬は、その後大物となる可能性が高い。ステイゴールドを始めファインモーション、マンハッタンカフェ、最近はＧＩ馬が出なくなったがホクトスルタンやスマートロビンがＧII勝ち馬となっている。まあ、その今年の阿寒湖特別にも出ていたシャンパーニュは３年連続阿寒湖特別出走している（つまり1000万に留まっている）ので例外的だが。カフジプリンスに話しを戻すと、その後の丹頂Ｓを１番人気で惨敗したせいで人気を下げている。ここは狙いどころである。丹頂Ｓを勝っていたら上位２頭に食い込む可能性もあるので本命としたところだが、惨敗したので三連単３着付けに留めておこう。

　あとは古馬相手に1000万を勝ったナムラシングンとミッキーロケットを押さえておこう。上がり馬で期待できるのは古馬相手に1000万勝ちの３頭だ。