頭数が少なく寂しいメンバー構成となった。こういう時は紛れがなく堅く収まるものなので、堅めのところを狙っていこう。といっても馬連等では配当が付かないだろうから三連単で勝負することにする。
本命は障害オープン5連勝中で重賞2連勝中のニホンピロバロン。実績だけでもこのメンバーではずば抜けているが、特に京都ハイジャンプで7馬身差突き離しての大勝をしているので、コース適性も期待できる。そして鞍上は障害重賞と言えばこの男、高田潤騎手である。これだけ好条件が揃っていればこの少頭数では負けるはずがない。文句なしの本命だ。
対抗は2頭出し南井厩舎の一角メイショウヒデタダ。南井厩舎の障害における主戦の熊沢騎手が騎乗なので勝負がかりなのだろう。2走前の小倉のオープンでの9馬身差の圧勝が光っているが、前走も2着とは言えそれほど負けていない。三連単の2着候補はこの馬だ。
少頭数の堅そうなレースで1,2着だけでは配当が付かないので、本命馬を1着、対抗馬を2着に固定した三連単で勝負し、相手は2頭に絞る。中山大障害3着で小倉サマーJ2着のメイショウアラワシと、京都ハイジャンプ3着など勝てないまでも安定して上位には来るドリームセーリングだ。この2頭に流そう。
|
|
ニホンピロバロンで堅いと思ったのだが、前に行ったドリームセーリングが止まらず、4馬身差を付けての勝利。道中は途中までタマモプラネットが逃げていたのだが、ハナを奪いに行ったと言うよりはタマモが力尽きて押し出さえるようにハナに行ったという感じだ。途中から先頭に立つと、あとは後続を寄せ付けずに逃げ切り。
ニホンピロバロンは2着。このメンバーなら間違いなく勝つと思ったのだが、勝ち馬にまんまと逃げ切られてしまった。
3着はメイショウヒデタダかと思われたが、最後に人気薄(と言っても5番人気)のウインアーマーが突っ込んできた。6頭立てにもかかわらず三連単が227倍と少頭数の割には荒れた結果となった。
外れ
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | 増減 | 調教師 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 6 | △ | ドリームセーリング | 牡9 | 石神深一 | 60 | 3.32.2 | 02-02-01-01 | 4 | 18.0 | 476 | -4 | (美)田島俊明 | 2900 | ||
2 | 5 | 5 | ◎ | ニホンピロバロン | 牡6 | 高田潤 | 61 | 3.32.9 | 4 | 03-04-04-03 | 1 | 1.2 | 488 | +8 | (栗)田所秀孝 | 1200 | |
3 | 3 | 3 | ウインアーマー | 牡4 | 平沢健治 | 60 | 3.33.4 | 3 | 05-05-05-05 | 5 | 19.9 | 472 | +8 | (栗)中村均 | 730 | ||
4 | 1 | 1 | ○ | メイショウヒデタダ | 牡7 | 熊沢重文 | 60 | 3.33.8 | 2 1/2 | 03-03-03-03 | 2 | 5.5 | 486 | +6 | (栗)南井克巳 | 440 | |
5 | 2 | 2 | タマモプラネット | 牡6 | 小坂忠士 | 60 | 3.34.0 | 1 1/4 | 01-01-02-02 | 6 | 26.2 | 494 | +8 | (栗)南井克巳 | 290 | ||
6 | 4 | 4 | △ | メイショウアラワシ | 牡5 | 森一馬 | 60 | 3.34.0 | ハナ | 06-06-06-06 | 3 | 7.1 | 470 | +4 | (栗)安達昭夫 |