昨年からいちょうＳが改名したのだが、今年の回次は「第2回」である。いちょうＳは結構オープン特別としては長い歴史があるレースだが、重賞に格上げになってから１回しか行われなかった上に後継レースに回次が引き継がれていない。ジャパンカップダート→チャンピオンズカップや最初の名前では１回しか行われなかった例だとシーサイドＳ→エルムＳ等は回次は引き継がれているのに何故だろうか？そもそも、一時期富士ステークスが「サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス」だったこともあるし、非常に紛らわしい。なお、回次は第2回でもいちょうＳが改称された扱いになってるのだろうか今年からＧIIIのグレードが付いている。ちなみに富士ステークスにこの冠が付く前のサウジアラビアロイヤルカップはダートのオープン特別だった。

　前置きが長くなったが本命はクライムメジャー。中京の新馬戦を快勝したが、その新馬戦を見る限り広くて直線が長い東京コースは合ってそうだ。東京芝1600mはダイワメジャー産駒の成績が良いが、この馬の場合さらに母父トニービンなので東京コースの長い直線は合っているだろう。デムーロ騎手が騎乗するのも心強い。

　相手は新馬戦で５馬身差圧勝したダンビュライト。新馬戦の勝ちっぷりも凄かったが、今回はルメール騎手に乗り替わりで万全の体制で臨んできた。相手は強くなるが前走以上のパフォーマンスを期待しよう。

　少頭数でもあるし、上記２頭の馬連一点で勝負だ。